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新時代の入試システム「TAO」、慶大経済学部PEARLが採用決定!

Techable / 2021年6月4日 13時0分

慶應義塾大学は、経済学部のPEARL (Programme in Economics for Alliances, Research and Leadership)の入試において、世界標準モデルのWeb入試コンソーシアム「The Admissions Office(通称:TAO)」を利用した志願者募集を2021年10月から開始すると決定しました。

学校と志願者、双方にとって便利な「TAO」とは?

現在、日本では、大学・学部によって入試の流れが異なるもの。Web出願といっても書面郵送が必要だったりと、国内の志願者はもとより、「オンラインアプリケーション」が主流の海外の志願者にとって複雑なものになっています。そのため、海外の志願者が応募を断念するという機会損失にもつなっがている状況です。

「TAO」は、世界標準のオンラインアプリケーション。日本語・英語で利用可能なので、海外の志願者はもちろん、日本国内の志願者の入試にも使えます。グローバル対応のシステムでありながら、独自フォーム作成機能やCSVインポート・エクスポート機能など、日本の大学の実情に即した運用が可能。これは、アドミッション業務担当者の声をもとに開発を進めているからこそです。

また、クラウドサービスなので、一から開発するよりも極めて低コストなのも魅力。志願者への一括メッセージの送信や、個別のメッセージ送受信も可能です。受験票発行や合否発表業務の負担やコミュニケーションコストを削減することができます。

アジアの大学のための入試コンソーシアムを形成

今回、TAOを採用した、慶應義塾大学経済学部PEARLは、英語で経済学を学び、4年間で学位取得ができる9月入学のプログラム。全世界の学生を対象として募集を行っています。

他にも、京都先端科学大学や芝浦工業大学、総合研究大学院大学、早稲田大学(50音順)、専門学校では九州テクノカレッジが「TAO」参画校として挙げられています。

今後、「TAO」は、他の大学とも連携してフォームの共通化を進め、アジアの大学のための入試コンソーシアムを形成していくとしています。

PR TIMES
The Admissions Office(TAO)

(文・和泉ゆかり)

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