楽天は女性、Amazonは男性に強い? ニールセンデジタルがレポートを発表
Techable / 2021年6月18日 7時0分
ニールセンデジタルは、「ニールセン デジタルコンテンツ視聴率」のMonthly Totalレポートをもとに「オンラインショッピングのサービス利用状況」を発表しました。
最も視聴者数が多いのは楽天市場そもそも「ニールセン デジタルコンテンツ視聴率」とは、デジタル媒体のすべてのコンテンツを、PC・モバイル・タブレット・などのデバイスを横断して計測し、デジタルコンテンツ全体の視聴者のメディア接触と消費量を包括的に把握することを可能にするというもの。
2021年4月の同レポートによると、オンラインショッピングにおいて、PCとモバイルの重複を除いたトータルデジタルで最も視聴者数(18歳以上)が多かったのは楽天市場。驚くことに、5,370万人が月に平均66回利用し、GRP(延べ視聴率)は3,282%となっていました。
次いで視聴者数が多かったのはやはりAmazonです。こちらでは、5,120万人が月に平均35回利用で、GRPは1,675%となっていたようです。
Amazonは男性に強い次に、オンラインショッピングにおける視聴者数上位3サービス(楽天・Amazon・Yahoo)のリーチを性年代別に見てみましょう。興味深いことに、女性ではどの年代でも楽天市場のリーチが最も高かったのに対して、男性の18-34歳ではAmazonのリーチが高く、67%となっています。
つまり、楽天とAmazonでは明らかにリーチしている層が異なることがわかります。さらに、Amazonは男性のなかでも18-34歳と、若年層に特に人気があることも一目瞭然。最後に、オンラインショッピングにおける利用者数上位3サービスのターゲットGRP(TARP)を性年代別に見ると、女性35-49歳の楽天市場のTARPが最も高く、なんと6,040%。次いで男性50歳以上の楽天市場のTARPで3,527%となりました。
ニールセンデジタルの担当者は「今後、オンラインショッピングサービスをメディアとして活用して広告を出稿し、そこで消費者とコミュニケーションを取るブランドが増えていくことも考えられます。ブランド担当者は、ターゲットの属性や、認知または好意度の向上などのキャンペーン目的に応じた最適な出稿先を検討するにあたり、オンラインショッピングサービスも広告出稿媒体の選択肢の一つとして、他のメディアと同様にターゲットリーチや利用回数、GRP、TARPなどの指標で評価し、出稿先を選定するのが良いでしょう」と話しています。
PR TIMES
(文・Takeuchi)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ネットショッピングでよく利用する決済手段、1位「クレジットカード」、2位は?
マイナビニュース / 2024年7月19日 16時51分
-
【2024年度版】5回目となる決済手段のEC利用実態調査結果を公開
@Press / 2024年7月18日 11時0分
-
NTTデータ経営研究所が「観光、スポーツ・エンタメ産業のD2Cマーケティングに関する調査レポート」を公開
@Press / 2024年7月11日 15時0分
-
日テレ、広告の「新型取引」でCMはどう変わるのか 広告主側が持っていた「不満」を解消できる?
東洋経済オンライン / 2024年6月30日 13時0分
-
ニールセン、スマートフォン視聴率情報「ニールセン モバイル ネットビュー(Nielsen Mobile NetView) 」によるコミックサービスの利用状況を発表
PR TIMES / 2024年6月25日 10時0分
ランキング
-
1TBS退職→Netflixと5年契約「50代P」選んだ道 「不適切にもほどがある」「俺の家の話」手掛けた
東洋経済オンライン / 2024年7月18日 12時30分
-
2半世紀も"主役"フロッピーディスクの栄枯盛衰 「なにそれ?」と知らない世代も増えてきた
東洋経済オンライン / 2024年7月19日 8時0分
-
3マクドナルド 約3割の店舗が営業停止 レジに障害
日テレNEWS NNN / 2024年7月19日 11時46分
-
4電話番号案内「104」終了へ…NTT東・西、スマホ普及で需要落ち込む
読売新聞 / 2024年7月18日 22時18分
-
5三菱UFJが首脳3人処分へ 報酬減額、情報無断共有で
共同通信 / 2024年7月18日 18時25分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください