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東京オリンピックで活躍したパナソニックのロボットとは

Techable / 2021年8月10日 11時30分

パナソニック株式会社は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に、人が行う作業を自動化およびアシストをする各種ロボットを提供しました。

パナソニックの3つのロボット

パナソニックは、選手団の荷物の積み降ろしなどの作業をアシストし、腰の負担を軽減するパワーアシストスーツ「ATOUN MODEL Y」に加え、新たに3つのロボットを提供。

具体的には、大会施設の床掃除を自動化するロボット掃除機の開発モデルと、長時間の歩行を伴う大会ボランティアやスタッフの歩行をサポートするパワーアシストスーツ「ATOUN HIMICO」、そして競技機器などの運搬を支援する「ATOUN MODEL Y + kote」です。

LiDARを搭載した最新ロボット

将来への研究開発を目的とした今回の「ロボット掃除機」は、大会施設のメインプレスセンター(MPC)の共用部床の掃除を行います。カメラやLiDAR(ライダー)を搭載し、人や壁・障害物といった掃除環境を高精度に自動認識するというから驚きです。

この「ロボット掃除機」は事前の片づけなしで、安全に床面を隅々まで自動で掃除を行い、大会期間中の清掃員の作業負荷を軽減。

2つ目の歩行支援用パワーアシストスーツ「ATOUN HIMICO」は、歩行の動きをセンサーで検出し、腰部のモータと両膝のサポーターを繋ぐワイヤーによって、歩行中の脚の持ち上げ下げをサポート。歩行による移動が長時間にわたる大会スタッフの疲労軽減に役立ちます。

3つ目の「ATOUN MODEL Y + kote」は、腰用の「ATOUN MODEL Y」に腕を補助するユニット「+ kote」が追加されたパワーアシストスーツ。腰のサポートに加えて、肩のモータと手を繋ぐワイヤーの伸縮により、荷物を引き寄せるときや持ち上げ・運搬などの作業時に腕をサポートし、さらなる作業効率の向上と疲労軽減を促進。

PR TIMES

(文・Takeuchi)

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