ZOZOの物流拠点の自動化を実現! ソーティングロボットシステム「t-Sort」とは
Techable / 2021年8月22日 9時0分
物流ロボットのサブスクリプションサービスを展開するプラスオートメーション株式会社は、株式会社ZOZOの大規模物流拠点のひとつである「ZOZOBASE習志野1」に、世界的にも先進的取り組みとなる大規模2段式ソーティングロボットシステム「t-Sort」を2ユニット、ロボット台数にして280台の導入を完了しました。
RaaSで課題を改善そもそも「t-Sort」とは、小型の無人搬送車(AGV)により倉庫内の物品を搬送し、少人数・短期間・大量の仕分け作業を実現する「全設備可動式の次世代型ソーターシステム」。従来のソーターと比較し高い柔軟性(システム処理能力増減可能、原状回復コストゼロ)を持つことが特徴です。
今回の導入では、プラスオートメーション社は当初50台という中規模運用からスタート。徹底的に現場に寄り添いながら、課題抽出と改善を繰り返すという同社の提供するサービス「RaaS(Robotics as a Service)」を提供した結果、280台という世界最大級のロボットシステムの本稼働を約3カ月と限られた期間で実現しています。
「t-Sort」を導入する際にはロボット走行ステージを2段化することにより、限られた防火区画内のスペースを有効活用。世界的にも稀な大規模2段式ソーティングロボットシステムにより、1防火区画内に収まるコンパクトなシステムにも関わらず空間を有効活用し高い処理能力を実現させました。
早期の大規模導入を実現プラスオートメーション社の担当者によると「中規模運用を通じて、人とロボットとが協働しながら大量の商品を効率的に仕分けるオペレーションや、大量データ処理に耐え得るシステム構成について検証・改善を積み重ね、今回の早期大規模導入」を実現。また、インダクション数並びにシュート数を従来の1段式から倍増させることで、単位面積当たりの処理能力数を大幅に向上させたようです。
現在の運用にあたっては、プラスオートメーション社独自開発の庫内実行システム「+Hub」を提供することで、より直感的にロボットを操ることが可能に。また「+Hub」では作業進捗確認や実績の可視化等も可能であり、今後も同社は、該当作業工程のオペレーション改善を重ねていきます。
PR TIMES
(文・Takeuchi)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【国内建設業界初導入】大成建設がケルヒャーの床洗浄ロボット「KIRA B 50」で現場の清掃作業の負荷軽減を実現
PR TIMES / 2024年7月10日 13時40分
-
製造・物流分野のロボティクスSIを中核とした自動化・最適化の協創施設「Automation Square HANEDA」「Automation Square KYOTO」を開設
PR TIMES / 2024年7月2日 11時29分
-
食品・酒類の仕分けにt-Sortを活用
PR TIMES / 2024年6月27日 14時45分
-
ロボットバンクが新製品AMR自律走行昇降型搬送ロボット「StarLift600」を発表!製造現場や物流倉庫などの人手不足を解消へ!~最大可搬600kg~
PR TIMES / 2024年6月25日 13時45分
-
ギークプラスの注文処理ロボットがPChomeの翌日配送要件を満たし、持続可能性の目標を達成するのを支援
共同通信PRワイヤー / 2024年6月21日 9時43分
ランキング
-
1米クラウドストライク、カーツCEOが状況説明もユーザーは恨み節 「配布前にテストしたのか?」「なぜ金曜日に」
ITmedia NEWS / 2024年7月19日 22時5分
-
2世界規模のWindows障害が情シス的にだいぶ恐怖なワケ ブルースクリーン多発事件
ITmedia NEWS / 2024年7月19日 18時18分
-
3「スマホ熱中症」に要注意 絶対にやってはいけないこと/効果的な対策を紹介
ITmedia Mobile / 2024年7月20日 11時30分
-
4これぞ理想の夏休み?祖父・父親・孫の3世代でゲームをプレイする任天堂、夏の新CMがエモい
インサイド / 2024年7月19日 19時40分
-
5世界規模でWindowsがブルスクに うちのPCには影響あるの?
ITmedia NEWS / 2024年7月19日 16時25分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください