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時代に即したストレスチェックと職場課題の可視化などを実現する「Rasika」

Techable / 2021年8月20日 12時0分

メンタルヘルス不調が原因の休職や労災認定などの増加を受け、厚生労働省は2015年に労働安全衛生法を改正し、50名以上の事業所を対象にストレスチェックを義務付けました。しかし、現在も精神疾患患者数や精神障害労災認定者は減少するに至っていないといいます。

その要因として、既存のストレスチェックサービスが単に数字を集計するだけで職場改善活動につながっていないこと、新型コロナウイルスの影響により生じた新しいタイプのストレス因子について把握できないことなどが考えられるようです。

そんな中、株式会社リンケージは東京大学医学部附属病院 心療内科とメンタルヘルス分野の共同研究を2021年5月に開始。このたび、その研究成果をもとにメンタルウェルネスサービス「Rasika(ラシカ)」を開発し、提供を開始しました。

改善へとつなげるアイデアも提供

「Rasika」は、両者の共同研究により開発した独自のストレスチェックの質問項目を用い、ストレスチェックを中心とする包括的なメンタル×フィジカルウェルネスサービスです。質問には、睡眠・運動・食生活・飲酒喫煙といった生活習慣とストレス、テレワークなどの新しい働き方とストレスという「ストレスの相関」を可視化するものが組み込まれているといいます。また、新型コロナに起因する不安感なども含め、従業員のストレス要因を多角的に分析することが可能なようです。

集団分析結果とあわせて職場改善活動のアイデアを提供したり、職場別カスタマイズレポートや結果説明会にも対応したりもできるので、結果を活かした取り組みへとつなげられるかもしれません。個人へのフィードバックは、通常の2倍相当量で「明日から1つでも試してみよう」と思える具体的なアイデアを複数紹介。加えて、心療内科・精神科の専門医による産業医面談、専門医へのメール相談、メンタルヘルスに関する研修など多数のメンタルヘルスサポートを展開しています。

「Rasika」は、Web上で準備・実施・集団分析結果閲覧まで一気通貫で提供。誰でも直感的に操作できるインターフェイスもポイントです。また、実施企業に代わり、対象者登録や案内、高ストレス者抽出などを行うこともできるようです。

リンケージの健康支援サービス

リンケージはこれまでも、企業および一般向けにさまざまな健康支援サービスを提供してきました。例えば、4回の禁煙治療終了者における禁煙達成率89.4%を誇る「オンライン禁煙プログラム」をはじめ、禁煙チャレンジャー募集のサポートなど、禁煙事業をトータルでサポートする「禁煙サポートサービス」。これは企業向けサービスですが、個人向けに「オンライン禁煙プログラム」も提供しています。

他にも、保健師や管理栄養士とオンライン面談できる「オンライン特定保健指導プログラム」、糖尿病専門医によるオンラインでの生活習慣・服薬指導などを受けられる「オンライン糖尿病重症化予防プログラム」、女性ヘルスケアサービス「FEMCLE」なども企業向けに展開中です。

PR TIMES

(文・Higuchi)

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