「Pepper」の会話機能が向上! 法人向けAIチャットボットの新バージョンが採用
Techable / 2021年8月23日 8時0分
rinna株式会社が開発する法人向けAIチャットボット開発プラットフォーム「Rinna Character Platform」の新バージョンが、ソフトバンクロボティクス株式会社のヒューマノイドロボット「Pepper(ペッパー)」に採用されました。
人間と自然に会話できる「共感チャットモデル」rinna社は、MicrosoftのAI&リサーチ部門でAIチャットボットの研究を行っていたチームがスピンアウトして2020年6月に設立したAI開発企業。ディープラーニング技術を活用し、AIが文脈に応じた会話文を自動生成して人間と自然に会話する「共感チャットモデル」、AIが話し声や歌声で豊かに感情表現することを可能にする「音声合成システム」などの技術を発表してきました。
これらの最新技術は、rinnaが運営するLINE上のAIチャットボット「りんな」、法人向けAIチャットボット開発プラットフォーム製品「Rinna Character Platform」に応用されています。
一方、ソフトバンクロボティクスの「Pepper」はご存じの方も多いはず。2014年に発表されて以来、2019年春に大型アップデートが行われ、従来から採用されてきた独自OSの「NAOqi」に加えて世界的に普及している「Android OS」にも対応。家庭向けの「Pepper for Home」とビジネス用途向けの「Pepper for Biz 3.0」が導入されました。
「Rinna Character Platform」は2019年から「Pepper」に採用されており、また家庭やビジネスシーンでの利用にとどまらず、ロボットプログラミング教材として教育機関での導入も始まるなど、活躍の場を広げています。
Pepperの会話機能が向上今回の「Pepper」の「Rinna Character Platform」新バージョンの採用により、どのような機能が期待できるのでしょうか? rinna社の担当者によると「最新のチャットモデルの効果により、Pepperの会話機能が向上し、Pepperが提供するサービスのお客様満足度が高まることが期待されます」。
さらに、「Rinna Character Platform」の新しいアーキテクチャによってシステムの導入が容易になるとともに運用効率と耐障害性が向上し、自由会話のAIチャットボットをより低コストで安定したサービスとして提供できるようになりました。
PR TIMES
(文・Takeuchi)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
クラウド型CTI「CT-e1/SaaS」が、モビルス社オペレーション支援AI「MooA(R)(ムーア)」と連携開始
PR TIMES / 2024年7月10日 11時45分
-
日本が誇るカルチャー、テクノロジー、グルメが融合した 「CLUB THE PEPPER」が「ロボットだらけのラーメンダイニング」をテーマに商品ラインアップを大幅刷新。
PR TIMES / 2024年7月1日 17時45分
-
ChatGPTよりも安全を掲げる"憲法AI"の可能性 AIをトレーニングし安全・無害・誠実な出力を行う
東洋経済オンライン / 2024年7月1日 11時30分
-
人型ロボット「Pepper」が朝日環境大臣政務官を表敬訪問
PR TIMES / 2024年6月29日 14時40分
-
rinna、AI音声合成サービスKoemotionをアップデート
PR TIMES / 2024年6月24日 15時45分
ランキング
-
1米クラウドストライク、カーツCEOが状況説明もユーザーは恨み節 「配布前にテストしたのか?」「なぜ金曜日に」
ITmedia NEWS / 2024年7月19日 22時5分
-
2世界規模のWindows障害が情シス的にだいぶ恐怖なワケ ブルースクリーン多発事件
ITmedia NEWS / 2024年7月19日 18時18分
-
3「スマホ熱中症」に要注意 絶対にやってはいけないこと/効果的な対策を紹介
ITmedia Mobile / 2024年7月20日 11時30分
-
4これぞ理想の夏休み?祖父・父親・孫の3世代でゲームをプレイする任天堂、夏の新CMがエモい
インサイド / 2024年7月19日 19時40分
-
5世界規模でWindowsがブルスクに うちのPCには影響あるの?
ITmedia NEWS / 2024年7月19日 16時25分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください