1分6円の自転車シェアリングサービス「チャリチャリ」が中京テレビと連携へ

シェアサイクルサービス「チャリチャリ」を運営するneuet株式会社は、中京テレビ放送株式会社を引受先とした第三者割当増資を実施しました。

乗りたい時にすぐ乗れるアプリ

「チャリチャリ」は、スマートフォンアプリで自転車の鍵をあけ、簡単に利用できる1分6円のシェアサイクルサービス。「いつでもどこでも、乗りたいときにすぐ利用できる」のが大きな特徴です。

使い方は簡単。まずは、街なかのチャリチャリ（赤い専用自転車）を見つけたら、アプリをひらいて地図をチェック。自転車についている鍵のQRコードを、チャリチャリアプリで読み込みます。自転車を乗り終えたら、街なかにあるチャリチャリ専用の駐輪ポートまで移動。最後は、つまみを押して鍵をしめます。ライドが終了したことをアプリで確認すれば完了です。

同サービスは福岡市および民間の事業者による協力をうけ、福岡市内における駐輪ポート数は約370箇所以上となり、生活や観光の交通手段のひとつとして多くのシーンで選ばれています。2020年7月15日より名古屋市、2020年9月16日からは東京浅草エリアでもサービスを開始しています。

中京テレビと連携へ

「チャリチャリ」を運営するneuet株式会社は、名古屋市が従来から推進してきた「とめる」「走る」「利用する」の3点を重点政策とする放置自転車対策、走行空間づくりのうち、特に「利用する」に着目し、高密度でのポート展開や、自転車の台数増に取り組んでいます。また2020年7月からは名古屋市とシェアサイクル社会実験に係る協定も締結。

そして今回同社は、中京テレビ放送株式会社を引受先とした第三者割当増資を実施。担当者は「今回、新たに中京テレビに株主として参画いただくことにより、チャリチャリの名古屋市内での利便性向上、地域交通課題の解消のほか、SDGsの推進、脱炭素社会の実現に向けた取り組みをさらに加速させてまいります」と話しています。

さらに、「チャリチャリ」の持つ豊富な移動データを活用した新たなマーケティング、コンテンツ制作等についても中京テレビとの連携を進めていくようです。

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チャリチャリ

（文・Takeuchi）