1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

車いす利用者による、車いす利用者のための在宅・外出支援サービス「らくゆく®︎」

Techable / 2021年8月26日 14時0分

凸版印刷株式会社(以下、凸版印刷)と、同社の特例子会社で、障がい者雇用の促進を目的として設立された東京都プリプレス・トッパン株式会社(以下、TPT)は、車いす利用者の日常を豊かにする情報をまとめたバリアフリー情報サイト「らくゆく®︎」の提供を2021年8月25日(水)に開始。より多くの車いす利用者が、物理的・心理的なバリアを感じることなく自由に外出し、積極的に社会に参加するための一助となることを目指しています。

車いす利用者による、車いす利用者のための在宅・外出支援サービス

バリアフリーな街づくりが全国で進められているものの、車いす利用者が外出すると「車いすで通れる道がわからない」「車いすで利用できるトイレが見つからない」といったアクシデントが頻発、外出意欲の低下につながってしまうという問題があるといいます。

「らくゆく®︎」は、車いす利用者自らが制作するバリアフリーマップや、緊急連絡先情報、バリアフリーに対応した情報などの外出時に役立つ情報を掲載。精度の高いバリアフリー情報とお役立ち機能が一つに集約されているので、必要なタイミングで必要な情報にアクセスできます。

具体的な機能や特長を紹介しましょう。まず、車いす利用者自身が収集した精度の高いマップデータが挙げられます。移動しやすい目的地までのルート、段差や傾斜といった路面情報だけでなく、多目的トイレの位置情報や内部写真など、事前調査結果で車いす利用者にニーズが高かった情報が掲載されています。(サービス提供範囲は浅草と秋葉原の2エリアからスタートし、今後もエリアが追加されていく予定)

他にも、「車いすがパンクした」「車いすで利用できるタクシーがつかまらない」など、車いす特有のトラブルに対応する緊急連絡ボタンが実装、また、「RAKUYUKU STYLE」では、車いす利用者目線のライフスタイルや観光やイベント情報、外出時の着こなしまで、幅広いカテゴリーでの役立つ情報が掲載されています。

今後は、外出気分を満喫できる「オンラインツアー」など、自宅でも楽しめるコンテンツを追加していく予定とのことです。

将来的に事業化を目指して

凸版印刷とTPTは「ダイバーシティ&インクルージョン」の考え方のもと、「らくゆく®︎」のサービス拡充と認知向上に取り組み、様々なハンデを持つ方の豊かな生活と、不安なく外出できる社会の実現に貢献していくとしています。

また、将来的には事業化することで、障がい者雇用を拡大させ、障がい者自身が経済的にも自立できる環境をつくっていきたいとのことです。

PR TIMES
凸版印刷株式会社

(文・和泉ゆかり)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください