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2030年のライフスタイルを先取りする共創イニシアチブ「FUTURE GATEWAY」始動

Techable / 2021年8月25日 15時0分

KDDI総合研究所は、2030年を見据えた「未来のライフスタイル」を提案する研究拠点「KDDI research atelier(リサーチアトリエ)」において、先進的なライフスタイルを実践している生活者を中心とした多様なパートナーとの共創を推進する取り組み「FUTURE GATEWAY(フューチャーゲートウェイ)」を2021年8月24日に始動。第1弾プロジェクトとして「Hoppin'Sauna(ホッピンサウナ)」を開始します。

「ランナー」を募集中!

「FUTURE GATEWAY」は、KDDI総合研究所と多様なパートナーが「2030年の当たり前」を考え、先端技術を用いて社会実装を図る取り組み。すでにアドレスホッパー 株式会社、株式会社METRIKA、株式会社NOD、株式会社qutoriがパートナー企業として参画しています。

「FUTURE GATEWAY」では、複数のプロジェクトを立案・推進するために審査制のメンバーシップコミュニティを立ち上げ、ここに参画するパートナー「越境走者=t’runner(ランナー)」を募集中。ランナーとなれるのは、「世の中の常識や制約にとらわれない自由な発想を持ち、先進的なライフスタイルを実践している個人」とのことで、企業に属している場合でもコミュニティ内では個人として活動することとなるようです。

「サウナでととのう」プロセスを可視化

「FUTURE GATEWAY」の第1弾プロジェクトは、「いつでもどこでも、呼べばサウナがやってくる」をコンセプトとした「Hoppin'Sauna」。これは、KDDI総合研究所とランナー、ブレインテックのVIE STYLE株式会社が進める移動式サウナのプロジェクトで、労働生産性の向上や、医療費抑制への貢献を目指すものです。なお、プロジェクト推進を担当するのはアドレスホッパー。

昨今、「サウナでととのう」という言葉が広がってきました。サウナ・冷水・休憩を繰り返すこと(温冷交代浴)によってもたらされる脳科学的にも非常に特殊な状態を「ととのう」と表現しているわけですが、この定義は定性的・感性的なものです。そこで、「ととのう」までのプロセスを可視化し、個人差や体調差を定量的に明らかにすると共に、さまざまなフィードバック手法による「ととのう」プロセスの可能性を検証します。

ここで用いられるのがVIE STYLEが開発するイヤホン型脳波計「VIE ZONE」。VIE STYLEは、サウナ体験者の脳波を含むフィジカル空間上の多様なデータを収集し、サイバー空間上で可視化や予測などの分析を行い、その結果をフィジカル空間にフィードバックすることにより、フィジカル空間の最適化を図るシステムを構築します。また、高解像度ディスプレイに映るサウナの聖地や景勝地などの映像、高い臨場感で再現した音や風などがもたらす効果についても検証予定とのことです。

PR TIMES

(文・Higuchi)

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