ユーグレナ活用肥料に新たな可能性。研究結果の確認を株式会社ユーグレナが発表
Techable / 2021年8月31日 17時0分
株式会社ユーグレナが新たな研究結果を確認したと発表。微細藻類ユーグレナ(以下、「ユーグレナ」)を肥料として利用することにより、作物の収穫量を増やし収穫後も作物鮮度の低下が抑制される可能性が見つかりました。
また、この発表にあわせて開発中の「ユーグレナ入り有機化成肥料」のモニター試験に参加する農家を募集するとのことです。
ミドリムシの成分がが農作物の収穫量を増加させる可能性「ユーグレナ」は、ワカメや昆布、クロレラと同じ藻の一種で、動物と植物の両方の特徴を持っており、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、不飽和脂肪酸など59種類の栄養素をバランスよく含む藻類の一種。ミドリムシの和名でも親しまれます。
これに着目した株式会社ユーグレナは、これまでヘルスケアやバイオ燃料などの領域でミドリムシの特長を活用してきました。
新規用途開発の一環として農業分野にも乗り出す同社は、ユーグレナ液体肥料の試作やユーグレナ培養土のテスト販売を行ってきました。農業分野におけるさらなる利活用や機能を追求することを目的に、小橋工業株式会社と全農アグリウエスト株式会社とともに肥料の共同研究を実施。作物の生育を促進させ、収穫量を増加させる可能性のある肥料を研究開発しました。コマツナでの植害試験では安全性を確認されており、作物全般への使用できます。
有機化成肥料モニター農家募集今回研究開発された有機化成肥料のモニター試験に参加する農家を募集しています。収穫量のデータ測定を中心に、効果や使いやすさ等に関するアンケートを実施。農地面積に応じて1農家あたり最大3袋(45kg)の肥料を無償提供します。応募締め切りは9月30日まで。
PR TIMES
(文・川合裕之)
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