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新機能続々登場! ニュース記事に特化した文章要約AI「ニュースタンテキ」

Techable / 2021年9月1日 17時30分

株式会社バズグラフは、2021年4月にニュース記事に特化した文章要約AI「ニュースタンテキ」のβ版をリリース(当初のサービス名は「タンテキ」)。これに伴い、4月7日~9日に東京ビッグサイトにて開催された人工知能専門展「第5回 AI・人工知能EXPO 春」に出展し、東京MXテレビの『news FLAG』で「最も人だかりができていたブース」として紹介されるなど注目を集めました。

そんな「ニュースタンテキ」は、5月以降スピード感をもって新機能を追加。すでに複数の機能を実装し、進化を続けています。今回は、新機能も含め、同サービスを紹介していきましょう。

「ニュースタンテキ」とは?

「ニュースタンテキ」は、自然言語処理AIを活用してニュース記事の文章を要約するWebサービスです。日本語特有の揺らぎやルーズな文法なども正確に解析し、語句と語句のつながりを判断することでハイレベルな文章読解を実現。最大1万文字までのニュース記事なら、瞬時に要約可能です。

同サービスでは、まず要約対象となる文章を最小の語句ごとに分解し、語句同士の関係性や重要度を解析。このときの重要度の指標は、日々得る情報によってアップデートされていくといいます。次に、解析結果をもとに重要な部分をつないで成形し、要約が完了するという流れです。

また、要約文章は、30%または50%の要約率(圧縮率)をあらかじめ設定できるため、用途に合わせた文量で仕上げることもできるといいます。と、ここまでがリリース時の仕様。以下、追加された機能について紹介していきます。

追加された機能を紹介

5月のアップデートでは、要約率を9段階(10%~90%)から選べるようになりました。例えば1146文字の文章なら、90%の要約率で1064文字に、10%の要約率で65文字に要約されます。

6月には、要約した文章の「ニューラルマップ(文章構造図)」をサイト上で閲覧可能になりました。これは、文章の中で「どこが重要」であり「どのような構造か」を可視化できる機能です。具体的には、要約文の基本構造、分解語などを色分けした図で表示し、直感的な理解を促します。この機能は、要約した際に表示される「重要と判定された文章」という欄から確認可能です。

7月には、要約した文章から重要キーワードを抽出し、「キーワード出現率」を表示できるようになりました。要約した際に、「名詞」と「動作状態」の語句に関して出現頻度と出現率がランキング形式で表示されます。

そしてこのたび新たに追加されたのが70文字~2000文字まで要約文字数を指定できる「要約文字数の指定」(多少増減あり)。これにより、Twitterなどの文字数制限があるサービスに載せる文章を作成する際にも活用しやすくなるでしょう。ただし、9段階の要約率と文字数指定はどちらかしか選択できません。

使い方はシンプルで、要約したいニュース記事のURLを入力すると原文が表示され、要約率または文字数指定を設定するだけで要約が完了。上記の新機能による結果も簡単にチェック可能です。なお、今後は9月末にも新機能を追加し、11月には有償版のリリースを予定しています(現在はすべて無料)。

PR TIMES

(文・Higuchi)

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