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本を”置くだけ”で会計できるセルフレジ「BOOKワンダーレジ」が面白そう

Techable / 2021年9月2日 8時0分

店員を介さずスマートに会計できる「セルフレジ」。近頃ストアやコンビニで見かける機会が増えてきました。

サインポスト社(以下、サインポスト)が開発した「BOOKワンダーレジ」は、設置型AI搭載レジ「ワンダーレジ」の開発で培った技術やノウハウを活かして、書籍に特化して開発されたもの。セルフレジの導入に課題を抱える書店業界にとって、その価値は計り知れません。

複数の本を一度に精算できる

書店業界においてセルフレジの活用には注目が集まっていますが、2段のバーコードをスキャンが必要だという書籍特有の課題も。

BOOKワンダーレジでは、高精度な画像認識技術によって一度に複数の書籍とバーコードを認識することが可能。1冊だけでも複数冊でもほぼ同じスピードで精算でき、買い物の時間を大幅に短縮できます。

さらに、台座に備えたディスプレイパネルで、購入時の流れをスマートに案内。画面UIやシステムにはサインポストが開発したAI搭載型レジ「ワンダーレジ」の技術が活かされており、書籍購入に特化した仕様に作り込まれています。

書店向けにセルフレジを導入する利点とは?

BOOKワンダーレジで特筆すべきその他の機能として、レジに店員がいない時でも接客対応を受けられる「通知機能」があります。

これはスタッフ側の携帯端末とレジを接続することにより実現するもので、レジ本体からの呼び出しやエラー通知を受信し、速やかに接客対応ができるようになります。

またシンプルな筐体は、店舗の雰囲気に合わせたデザインカスタマイズを想定したもの。キャンペーン等に合わせてポップを印刷するなど、時期や用途に応じて柔軟に使い分けできるのも特徴です。

実際に書店の会計といえば、他の店舗より時間がかかる印象はあります。そんな書店にセルフレジを導入することで、有人レジに比べて会計時間を大きく減らせるはずです。導入数を増やせばスタッフの削減にもつながり、様々な視点でメリットが期待されます。

PR TIMES

(文・九条ハル)

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