箱根町と横浜国立大学が開発した「はこぼうマップ」、交通情報から防災情報まで表示
Techable / 2021年9月2日 11時30分
箱根町と横浜国立大学は、交通防災情報統合webサイト「はこぼうマップ」を開発し、9月1日より実証実験を開始しました。
町内外へ向けた地域交通や防災面における情報発信に課題を抱えていたという箱根町。箱根にゆかりのある、小田急箱根ホールディングス、箱根登山バス、箱根ロープウェイなど複数法人の協力のもと、関連情報の一元化を実現しました。
箱根町町長は「実証実験を通じて収集したご意見等を参考に、さらに便利なツールとして改良・発展させていきますので、是非、ご活用ください」とコメントしています。
幅広いジャンルの情報を確認できる「はこぼうマップ」は、町民や観光客が日常から非常時まで、必要な情報を得られるWebサイト。
平時は、バスロケーションシステムなどを活用した交通情報を提供しており、各交通機関の運行状況や、 主に町内を運行するバスの現在地をアイコンで表示。地図上の矢印の方向に向かって進んでいきます。
現在地情報の更新頻度は毎分1回程度。比較的タイムラグは少ないようです。
また非常時には、避難所の開設状況など、防災情報を表示します。直近で放送した防災行政無線の内容や、箱根町ホームページで掲載している「安心・安全情報」なども、「はこぼうマップ」からアクセスすることができます。
観光スポットとして有名な大涌谷周辺の噴火警戒レベルや警戒区域も、マップ上で確認可能。「はこぼうマップ」を使えば、箱根エリアの交通情報や防災情報はまとめて確認できそうです。
実証実験の概要と今後の展開本実証実験は、9月1日から来年3月まで実施します。また、箱根湯本駅前の総合観光案内所にモニターを設置し、Webサイトを常時公開するとのことです。
「はこぼうマップ」では、アクセス時に年齢や居住地などを選択。利用者の属性情報として収集するとのこと。また、アンケートフォームを設けており、実際に利用した感想や意見を任意で回答することもできます。
今後は、避難所情報の拡充や多言語対応なども検討しており、利用者から得た情報をもとに、より効果的な情報発信に繋げていくとのことです。
PR TIMES
(文・Saki Amano)
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