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全国10,000か所の避難所に導入! 混雑状況を可視化する「VACAN Maps」

Techable / 2021年9月6日 17時0分

株式会社バカンが提供する、マップ型リアルタイム空き情報配信サービス「VACAN Maps(バカン マップス)」。2020年6月のリリース以降、飲食店や商業施設、観光地、投票所などへの導入が進み、同年8月からは避難所への導入も開始しました。

東京都多摩市の避難所への導入を皮切りに、11ヶ月で10,000件、170以上の自治体に導入され、2021年8月には国内の人口カバー率が15%を超えたとのこと(カバー率:導入自治体の人口合計/国内の総人口)。年内には導入先の自治体が200に達する見込みのようです。

避難所の混雑情報を段階に分けて発信

「VACAN Maps」は、PCやスマートフォンからマップに表示される施設や店舗の混雑状況などを確認できるサービス。アプリのダウンロードやユーザー情報の登録は不要で、手軽に利用することができます。

混雑状況は、店舗に設置したボタン型IoTデバイスをスタッフが操作する、あるいはカメラで取得した店内状況のデータをAIで自動判定するなど、様々な方法で検知され、マップ上に表示されます。

「VACAN Maps」の避難所での活用においては、各避難所の職員がインターネット上の管理画面から混雑状況を更新するという方法を採用。

自治体により運用方法は異なるものの、基本的に「空いています(青)」「やや混雑(黄色)」「混雑(赤)」「満(赤)」という4段階のアイコンと文字で状況を確認できるとのこと。また、避難所の住所や問い合わせ先など混雑情報以外の補足情報も閲覧でき、スマートフォンからアクセスすれば、近隣の避難所ごとの混雑状況を一覧で確認することも可能です。
2020年8月に九州・中国地方を中心に発生した大雨の際には、九州地方・広島県・岡山県だけで100万回超のアクセスがあるなど、避難所の状況把握に貢献しています。

バカンのその他のサービス

同社は「VACAN Maps」の他、トイレの空き状況などがわかる「VACAN Throne」やトイレの長時間利用を抑止して混雑を緩和する「AirKnock」、店内座席の即時予約ができる「VACAN AutoKeep」など、リアルタイム空き情報配信サービス「VACAN」を活用した様々なサービスを展開中。

「VACAN Throne」は、トイレの個室に小さなセンサーを設置し、利用状況をスマートフォンやサイネージに配信するサービスです。羽田空港に近接するスマートシティ「HICity」などに導入されています。

「AirKnock」は、「VACAN Throne」のオプション機能で、トイレの混雑状況を個室内に伝えるデジタルサイネージ。「VACAN Throne」で取得した混雑情報と利用時間を、個室内壁面に設置したタブレットに表示します。

サイネージは、トイレの個室ドアに設置したセンサーに反応して表示が始まり、リアルタイムのトイレの混雑状況を伝え、利用者の自主的な退出の判断を促す他、急病人などの発生を早期に把握するという活用方法もあるとのことです。

「VACAN AutoKeep」は、飲食店などの座席に専用タブレットを設置するだけで、店舗側の人手を介さず座席の空き・予約を管理できるサービス。来店客は、Webサイトで席を予約するか、店舗に行って空いている席のタブレットを操作して着席することができます。席の利用時のタブレット操作が利用状況に反映されるという仕組みです。

過去にTechable(テッカブル)で公開された同社の記事はこちら。

PR TIMES
株式会社バカン

(文・Higuchi)

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