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DNP、ARを活用した体験型のスマホ向けWebアプリを開発

Techable / 2021年9月15日 18時0分

昨今の美術館・博物館および展示会場などは、感染症対策としてタッチパネルディスプレイやタブレット端末などの情報提供ツールの設置を控えているところが多いようです。

そんな中、大日本印刷株式会社(DNP)と、グループ会社の株式会社DNPアートコミュニケーションズ、株式会社DNPコミュニケーションデザインは、AR(Augmented Reality:拡張現実)技術を活用したスマートフォン用webアプリを開発。展覧会の会場などでの利用はもちろん、自宅や外出先でも楽しむことが可能です。

巨大植物がARで出現! 記念撮影も

現在、同アプリで提供されているARコンテンツは、特別展「植物-地球を支える仲間たち」にちなんだもの。同展では、世界の珍しい植物を標本・模型・映像の他、空間全体を変化させるインスタレーション展示によって紹介しています。2021年7月10日~9月20日に国立科学博物館で開催され、2022年1月14日~4月3日に大阪市立自然史博物館で開催予定です。

同アプリを使うと、最大で直径111cmにもなる「ラフレシア」と、最大で高さ310cmにもなる「ショクダイオオコンニャク」の3DCGを出現させて撮影したり、植物のフレームに顔を当てはめて撮影したりすることができます。なお、撮影した写真はSNSに投稿することも可能です。

実際にアプリを使ってみました

現在利用できるサービスのひとつが巨大な植物を出現させるというもの。スマートフォンでQRコードを読み込むか、URLにアクセスすることですぐに利用できます。

まずは、「ラフレシア」か「ショクダイオオコンニャク」のうち、出現させたい植物を選んでアプリを起動し、出現させる向きや角度を選択。画面右下のキューブのアイコンをタップすると、スマートフォンカメラを通じて現実世界に出現させることができます。

「ラフレシア」を上から眺めたり、天井につきそうなほど大きな「ショクダイオオコンニャク」を見上げたりする中で知らなかった植物の秘密に気がつくかもしれません。なお、大きさはピンチイン・ピンチアウトで調節可能です。

もうひとつのサービスは、植物になることができるAR記念撮影。5種類の植物とその特徴を表したキーワードでデザインされたフレームで撮影することができます。

アプリを起動すると、「びっくり! 」「こわい? 」「なぜ? 」などのワードがランダムに決定し、顔を当てはめる円が表示されます。顔を当てて撮影すると、5種類の植物がランダムに表示されるという流れ。画像を長押しすると保存や共有が可能です。ちなみに、食虫植物「ハエトリソウ」に食べられているような写真などが撮れます。

PR TIMES

(文・Higuchi)

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