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凸版印刷ら4社、顔認証を活用したサービス開発で協業を開始!

Techable / 2021年9月28日 13時0分

凸版印刷株式会社、AWL株式会社、株式会社Photosynth、グローリー株式会社の4社は、顔認証と生活者主権の情報流通を駆使したサービスの連携・事業化に向けて協業を開始します。

4社のサービスを連携

同協業では、凸版印刷の個人情報保護・認証機能サービス「My Anchor®」と、0.1秒で高精度な顔認証ができるエッジAIソリューション「AWL Pad」、Photosynthが提供するスマートロックを活用したIoTサービス「Akerun」、グローリーが有する生体認証決済サービス「BioPay」を連携させ、活用ソリューションの設計・開発を推進するようです。

その第1弾として、「MyAnchor®」で連携された「AWL Pad」と「Akerun」を遊休時間の有効活用を図りたいスペースのドアに設置。遊休時間をマーケットプレイスに登録することで、生活者とのマッチングおよび「BioPay」による決済などができるシームレスな連携サービスを提供予定です。

これにより、生活者はニーズに合ったスペースをマーケットプレイスで検索し、利用に必要なパーソナル情報を「MyAnchor®」からオプトインすることで物理的なカギを必要としない顔認証でスペースを利用することが可能となります。なお、このソリューションは2022年中のサービス提供を目指しているとのことです。

協業の背景と目的

近年、顔認証などの新しい認証方式の普及とともに世界的にもプライバシーを前提とした情報の保護・活用・管理の重要性が高まってきています。顔認証については、キャッシュレス事業やセキュア事業に加え、オフィス管理や宿泊施設管理など個人認証が必要とされる幅広い領域でその活用が注目されているようです。

顔認証の特徴として、シームレスなサービス展開ができることや、生活者主体の情報コントロールができることが挙げられるでしょう。そこで同協業では、「生活者が個人情報を自らの意思でコントロールできる世界の実現を目指す」ことを目的とし、あらゆるスペースに安価・簡単に設置できる顔認証デバイスや連携サービスの開発を推進していく構えです。

そして、開発したデバイスやサービスを実装することで、顔認証のさらなる普及と認証方式の選択肢の拡大を図り、個々人が自分の個人情報を安心・安全にコントロールできるスマート社会の実現に貢献していきたいとしています。

PR TIMES

(文・Higuchi)

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