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イマクリエイトが開発した「けん玉できた!VR」の論文、山下記念研究賞を受賞

Techable / 2021年10月4日 9時0分

イマクリエイト株式会社(以下、イマクリエイト)が開発した「けん玉できた!VR」の論文が、一般社団法人情報処理学会の2021年度山下記念研究賞を受賞しました。

けん玉の「スローモーションでの練習」が可能に!

イマクリエイトは、「血を通わす。データに、人に、世の中に。」をミッションに、バーチャルテクノロジーでカラダの動きをデータ化し社会実装を進めるスタートアップ。

同社が開発した「けん玉できた!VR」とは、VR空間で、けん玉のスピードを調整しつつ、プロの動きを真似ることで、5分程度で新技習得を目指せるシステム。現実では再現できない「スローモーションでの練習」が可能です。玉の速度を徐々に現実に近づけていくことで、スムーズに技を習得することができます。

また、玉の速度を遅くしたVR空間で、実際に熟練者がプレイした身体動作をキャプチャしたものをバーチャルなお手本として提示。本システムの体験者1128人のうち、1087人が、けん玉の技を習得したそうです。

エンタテインメントコンピューティング分野において有意義

今回山下記念研究賞を受賞した論文のタイトルは、「けん玉できた!VR:5分間程度のVRトレーニングによってけん玉の技の習得を支援するシステム」。著者の川崎仁史氏は、イマクリエイトの代表取締役 CTOであり、けん玉の有段者。けん玉の楽しさを十分に反映したものとうかがえます。

推薦理由としても、「研究としての完成度が高く,楽しめる技能習得システムとしてエンタテインメントコンピューティング分野において有意義」と評価されています。

PR TIMES
イマクリエイト株式会社
イマクリエイト株式会社(公式Twitter)

(文・和泉ゆかり)

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