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宇宙ミュージアム「TeNQ」にて、AI案内ロボットによる音声解説サービス開始

Techable / 2021年10月1日 17時0分

IGP ROBOTICS株式会社は、東京ドームシティにある宇宙ミュージアム「TeNQ」において、UBTECH社製のAI案内ロボット「Cruzr」を活用した「ROBOT MUSEUM GUIDE」サービスを開始します。

音声解説・クイズ・写真撮影

「ROBOT MUSEUM GUIDE」は、ロボットがミュージアム内を自律移動し、音声による展示解説を行うサービス。専用のヘッドセットと組合わせることで有料ガイドサービスとして提供することが可能です。ミュージアム側はレベニューシェア型で導入できるため負担を抑えつつも、来場者の体験価値向上と新たな収益源の確保につなげることができるのが特徴です。

「TeNQ」の来場者は、「Cruzr」の近くでヘッドホンを装着してサイエンスエリアの展示解説(約30分)を聞いたり、クイズに挑戦したり、ロポットと写真を撮ったりすることができます。なお、この解説は、東京大学大学院教授でTeNQリサーチセンター長でもある宮本英昭氏が監修したものです。

同サービスは、2021年10月1日より開始し、平日11:00~18:00、土日祝・特定日10:00~18:00の時間で実施されます。料金は、専⽤ヘッドホンのレンタルが付いて300円(入館料は別途必要)。「TeNQ」のチケットカウンターにて受け付けています。

UBTECH社製ロボットの国内展開

今回活用するAI案内ロボット「Cruzr」は、中国のUBTECH社が開発したもの。高さ1393mm× 幅650mm× 縦537mmと存在感のあるサイズ感で、11.6インチのタッチパネル操作可能な画面を搭載しています。日本語での会話に加え、ダンス、動画、音声などの機能を実装しており、すでに海外の小売・ホテル・空港・博物館などで多くの導入実績があるといいます。

IGP ROBOTICSは、過去にもUBTECH社のAIコミュニケーションロボット「Cruzr Standardモデル」を活用した実証実験を実施。同ロボットは、伊勢丹新宿店本館の玩具売り場に導入され、子どもの年齢に合わせたおすすめコンテンツや商品を紹介しました。

PR TIMES(1)(2)

(文・Higuchi)

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