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相談とコメントで行政と国民をつなぐプラットフォーム「PoliPoli Gov(β版)」、デジタル庁が利用開始

Techable / 2021年10月5日 16時0分

2021年10月5日、株式会社PoliPoliが、行政向けの政策共創プラットフォーム 「PoliPoli Gov(β版)」をリリースしました。同社は、政治家向け政策共創プラットフォーム「PoliPoli」の運営を行っており、「PoliPoli Gov(β版)」は第二弾のプロダクトです。

行政最初の利用はデジタル庁。実証事業を開始し、広く国民から意見やアイデアを募集しています。

行政からの「相談」にコメント

「PoliPoli Gov(β版)」は、「行政の政策づくりのプロセスに誰もが簡単に参加できる場所をつくる。」ことを目標に掲げ、行政と国民が気軽に政策を共創できることを目指したプラットフォーム。デジタル社会の形やデジタル改革の進め方を国民とオープンに共有・議論する場「デジタル庁アイデアボックス」構想の一環として採用されました。

「PoliPoli Gov(β版)」のユーザーは、行政が投稿した政策の内容や政策を進めるための相談に対して、コメントすることができます。行政からの相談というと難しそうな印象を抱く人もいるかもしれませんが、相談を分かりやすく理解できるようにまとめたスライドなども共有されるとのこと。また、自分の意見を行政に届けるだけでなく、コメントした政策の進捗なども行政の投稿から確認することができるのだといいます。

「デジタルの日」連動企画開始

デジタル庁は早速、アイデアボックス・第一弾企画として、行政・教育・医療のデジタル化に期待すること、情報アクセシビリティが低くて困っていることについて意見を募る4つの相談を投稿。10月5日から10月10日まで、意見を募集しています。

既に、各相談に複数のコメントが寄せられており、共感した投稿に「いいね」をする機能もあるようです。多くの共感を得た意見は、10月10日に実施される「デジタルの日」オンラインイベントなどで公表予定とのことです。

デジタル庁は、「デジタル社会実現のためには、政策決定やデジタルサービスに多様な利用者の観点を取り入れることが欠かせません。このためデジタル庁では、国民の皆様が直接声を届けることのできる機会を増やします」とコメント。国民からのコメントを元に、どのように政策を進めていくのか、今後の動向に注目です。

PR TIMES
デジタル庁

(文・Saki Amano)

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