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伸び縮みするディスプレイ? 米国KICKSTARTERで2500万円を獲得した「Splay」

Techable / 2021年10月13日 14時0分

拡張可能なディスプレイ「Splay」が、米国最大級のクラウドファンディングサイトKICKSTARTERで応援購入を受付中です。執筆時点で300名以上の支援者から約22万ドル(約2500万円)を集めており、11月4日まで開催されています。

持ち運び・拡張も可能なディスプレイ

持ち運びできるディスプレイである「Splay」は、米国テキサス州ヒューストンを拠点とするArovia社の製品。特許を取得した特殊な技術で作られており、四方に拡張し、折りたたむこともできるディスプレイ素材が大きな特徴です。

従来のファブリックベースのスクリーンは、重く、かさばり、セットアップが難しいことに加え、ファブリックの穴が光を均一に分散させることができないため、リアプロジェクションの画質が荒かったといいます。また、すでにマーケットに出回っている従来のビニールや可塑剤ベースのプロジェクタースクリーンでは、折りたたんだり広げたりしていくうちにしわが寄ってしまう、など素材によってさまざまな課題があったようです。

そこで同社は、折りたたんだときのしわを大幅に軽減する投影スクリーン素材を開発(特許取得済み)。何度折りたたんだり広げたりしてもしわが寄らない、フラットで耐久性のある画面で高品質な画質を実現したといいます。

最大4時間のバッテリー寿命

従来のプロジェクターは、設置するのに「最適な場所」が制限される場合がありました。例えば、壁から十分に離れていることを確認して、画像が十分に大きく鮮明になるようにしたり、見る人の頭上にあることを確認したり、など……。その点、 「Splay」は、壁からわずか数メートルしか離れていない状態でも、明るく大きく鮮明な画像を取得できます。

スクリーンサイズは約24.5インチ(62.23センチ)で、最大4時間のバッテリー寿命。また、非常に明るい800ニットを備えているため、屋内環境や日陰のある屋外でもストレスなく作業できるとのこと。

さらに「Splay」は、1920x1080フルHDの品質を備えたポータブルプロジェクターとしても機能します。Arovia社は「Splayは、忙しい仕事の日、楽しい冒険の日などに適応できる相棒のような存在」とコメントしています。

KICK STARTER

(文・Takeuchi)

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