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30分でアバター旅行! 世界初の瞬間移動サービス「avatarin」

Techable / 2021年10月25日 7時0分

ANAホールディングス株式会社発のスタートアップであるavatarin株式会社は、2021年7月から8月にかけて、瞬間移動サービス「avatarin」β版の夏休み期間限定アバタートライアルキャンペーンを実施。「箱根ガラスの森美術館」など4施設の協力のもと、次世代の旅行体験を提供しました。

そして2021年10月21日より、「avatarin」β版の提供を開始。これに併せ、体験できる施設を2箇所追加し、以前からの4施設と合わせて6施設へのアバター旅行を可能にしました。同社は、「avatarin」の正式リリースに向け、ユーザーからのフィードバックをもとにブラッシュアップを図るとのことです。

アバターロボットで好きな場所へ「瞬間移動」

「avatarin」は、観光地などに設置した遠隔操作ロボット「newme」を通じて、さまざまな場所を訪れることができるサービス。ユーザーは、会員登録後にPCからログインし、アバターインしたい施設を選んで「newme」に接続・操作すると、現地を自由に歩き回ったり、現地にいる人と会話したりと、実際にその場にいるかのような体験ができるといいます。

これまでは、「箱根ガラスの森美術館」「円形劇場くらよしフィギュアミュージアム」「渋沢栄一 青天を衝け 深谷大河ドラマ館」「新屋島水族館」の4施設を訪れることができました。今回からは、「白い恋人パーク」と「沖縄美ら海水族館」が加わり、計6施設へのアバター旅行が可能になります。

進化した「newme」、量産体制も確保

この「newme」は、avatarinが自社開発するアバターロボット。「avatarin」β版の夏休み期間限定キャンペーンの実施にあわせ、走行性能・安全性の改善、稼働時間の増加などハードウェア面での全面改良を行い、大分県にある株式会社デンケンの工場での量産体制を整えました。

「newme」は、10.1インチタッチパネルディスプレイを備え、そこにユーザーの顔が映し出されます。また、ステレオカメラ、ズーム用カメラなどを搭載し、カメラがとらえた映像をリアルタイムにユーザーに送信するという仕組みです。高さ調節や首振り機能により、ユーザーは見たい視点からの映像を見ることができるでしょう。

avatarin株式会社(1)(2)(3)

(文・Higuchi)

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