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「注文したデニムの生地裁断が始まりました」AnyMindら、生産工程を“見える”化する実証開始

Techable / 2021年11月1日 7時0分

AnyMind Group株式会社(以下、AnyMind)は、インターネットを通じて世界中で作りたい物を生産するという「新しいモノづくりの形」を提供するクラウドものづくりプラットフォーム「AnyFactory」を展開中。

そしてこのたび、アパレル生産を得意とする株式会社服飾工房絲と共に、「AnyFactory」において、アパレル製品一つごとのリアルタイムトラッキングを可能にする新機能「Supply Chain Unique トラッキング」の実証実験を開始します。

ユニークIDでトラッキング

「Supply Chain Unique トラッキング」とは、アイテム一つひとつにユニークIDを発行し、生産工程をトラッキングすることで、進捗状況の可視化やQCD(Quality Cost Delivery)の最適化を図る機能。

同機能の実証実験開始にあたり、「服飾工房絲 AnyFactory 足利工場」を開設。「AnyFactory」とNFC・RFIDタグおよびIoTハードウェアの技術を掛け合わせ、製品1つ単位の各工程や進捗状況をリアルタイムでトラッキングすることで、関係者全員が生産の進捗状況を詳細に把握します。また、B品発生時のボトルネックの発見も容易になるため、生産ラインの効率化にも期待できるとのことです。

AnyMindは、この機能によって生産現場との連携を密にし、トレーサビリティを強化することで、「より良いものづくり」を実現したいとしています。

また、各工程の進捗状況はエンドユーザーにも提供されるため、注文したアイテムが現在どのような生産プロセスにあるかを把握することができます。手に届くまではワクワク感を楽しむことができ、手に届いてからは愛着が深まりそうです。

最適な工場を選べるプラットフォーム

ここで「AnyFactory」について簡単に紹介しておきましょう。

「AnyFactory」は、アジア各国の200を超える生産工場と提携し、ユーザーの作りたいものや条件などに最適な工場をマッチングするプラットフォーム。アパレルをはじめ、コスメや雑貨、スポーツ用品などさまざまな商材に対応可能です。見積もりやサンプル作成、各生産工程の進捗状況など煩雑な生産プロジェクトを一元管理できるのも特徴でしょう。

その他、初心者でも簡単にデザインができる設計や、小ロット生産対応で多種多様なアイテムを最小1点から生産できること、同社独自の選定基準をもとにスタッフが使用感や材質を確認すること、各国で現地採用している社員との密なコミュニケーションなど、安心して作りたいものを作れるプラットフォームとして展開しています。

また、「AnyFactory」を通じて生産したアイテムは、ECマーケットプレイス「PopBox」で販売することも可能。さらに、「PopBox」では、専任チームがアイテムのデザイン企画から販売までのすべてをトータルサポートします。加えて、ECサイトの立ち上げ支援、マーケティング、物流など、商品の本格展開に必要な全工程のサポートもあるようです。

PR TIMES
AnyMind Group株式会社

(文・Higuchi)

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