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毛髪や0.1ミリ程度の異物を高精度に検知!画像認識AIを活用した外観検査装置を開発

Techable / 2021年11月10日 16時0分

株式会社マイスターエンジニアリング(以下、マイスターエンジニアリング)と株式会社アラヤ(以下、アラヤ)は、画像認識AIを活用した外観検査装置を共同開発。

マイスターエンジニアリングの画像エンジニアリング技術をベースに、アラヤの最先端の画像認識AIソフトウェアとマイスターエンジニアリングの照明技術を組み合わせることで、従来にはない検知能力を有する装置になりました。

0.1ミリ程度の異物も検出できる外観検査装置

今回開発された外観検査装置は、画像認識にAIが活用されているため、今まで検出が困難だった不具合の検知・判定が可能に。例えば、正常品と似た混入物や、毛髪や傷などの0.1ミリ程度の異物を検出し、高精度なヒートマップとしてソフトウェア上に異常表示するなど、検査工程の自動化に飛躍的な進歩をもたらすと考えています。

10月に開催された「フードファクトリー2021」では、食品製造向けに弁当中に混入する毛髪を検出するデモが行われました。

外観検査AIソフトInspectAI

本装置で使われているのは、アラヤが開発した外観検査AIソフトInspectAI(インスペクト・エーアイ)。主に製造ライン等での目視検査の自動化により、検査員の人員削減や検査品質の均一化を実現するパッケージソフトです。

従来のAI開発手法と比較すると10分の1程度の枚数の異常品画像で学習が可能。毛髪混入や10分の1ミリ単位の傷を検出することができます。アルゴリズム知識は必要なく、現場における画面操作だけで、新たな検査品目追加や段取り替えに対応することが可能です。

PR TIMES
InspectAI(株式会社アラヤ)

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