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ついにタクシー相乗り解禁! 1人で乗るよりお得で、定期・定路線のバスよりも柔軟に移動が可能に

Techable / 2021年11月13日 9時0分

国土交通省は、2021年11月1日より、タクシーの相乗り(シェアタク)制度の運用を開始。これを受け、オンデマンド型シャトルサービス「スマートシャトル™」を展開する株式会社NearMeは、街中でも行きたいところまでドアツードアで移動できる「nearMe.Town(ニアミー タウン)」を12月から開始することを発表しました。

街中も相乗りでお得に移動

同社は、リアルタイムな位置情報取得とAIルーティングを活用し、リーズナブルかつシームレスな移動体験を提供してきました。代表的な「スマートシャトル™」は、自宅と空港、ゴルフ場などをドアツードアで結ぶサービスとして展開しています。

仕組みとしては、事前予約に基づき、日時と行き先がマッチする乗客をAIが導出した最適なルートでピックアップし、目的地へ送迎するというもの。1人でタクシーに乗るよりもお得で、バスよりも柔軟な移動体験ができるといいます。

これまでは、空港やゴルフ場などの特定の場所への移動のみでしたが、「nearMe.Town」が開始することにより、街中での移動でも相乗りサービスを利用することが可能となるのです。まずは、東京都の中央区、千代田区、港区、江東区の4区から開始し、順次拡大する見込み。「nearMe.Town」では、当日予約もできるようです(相乗り人数は最大5名)。なお、「nearMe.Town」は2020年11月に実証実験を行っています。

このときを見据え、2つの特許を取得していた。

このたびのシェアタク解禁を受け、同社代表の髙原幸一郎氏は、「この度、待ちに待った相乗り解禁によりシェアタクを実践できること、非常に嬉しく思います。(中略)より多くのユーザーにニアミーのルーティングやシャトルを体験いただけるよう、街中でのドアツードア移動をアップデートしてまいりたいと思います」と、喜びと意気込みを語りました。

同社はこのシェアタク解禁を見据え、2種の特許を取得しています。そのひとつが、ユーザー同士のマッチング時に、ユーザーがマッチング候補者の現在地の情報を画面上で確認した上で、相乗りをするかどうかを選択することができる「現在地情報に基づく相乗りマッチング機能」。これにより、ユーザーはより質の高いマッチングを体験できるといいます。

もうひとつが、事前予約で乗車が予定されている乗客を特定したうえで効率的なルーティングを実施し、タクシー・ハイヤー会社がワンクリックで受注から配車まで一気通貫でできる「1-Click相乗り配車」機能。これにより、乗客に対する迅速な配車確定連絡や、運行会社の最適な業務割り当てが実現するようです。

Techable(テッカブル)ではこれまで、同社に関する記事を複数公開してきました。過去には髙原氏へのインタビューも行っていますので、気になる方はこちらからどうぞ。

PR TIMES
株式会社NearMe(1)(2)

(文・Higuchi)

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