“乗り換えたくない、座りたい”そんな日に。NAVITIMEが「各駅停車でゆっくりルート」の表示開始
Techable / 2021年12月16日 9時0分
株式会社ナビタイムジャパンが提供している乗換案内アプリ「乗換NAVITIME」は、2021年12月14日より、各駅停車を優先した「各駅停車でゆっくりルート」の表示を開始します。
通常の検索結果に加えて自動で表示「各駅停車でゆっくりルート」は、出発地から目的地までの乗り換え検索をすると、通常の検索結果(最大4件)に加えて、乗換回数が少なく各駅停車のみで行けるルートが提案される機能。ユーザーが特別な設定をすることはなく、検索時に候補となるルートがある場合に自動で表示されます。
同機能で”各駅停車”として考慮される列車種別は、鉄道事業者で「各駅停車」「各停」「普通」などと案内されている電車。そういった”各駅停車”のみのルートの中で、極端に所要時間がかかるルートや遠回りになってしまうルートを除外し、従来の最短ルートなどと並べて表示することで、ユーザーのニーズに合った移動体験を実現していきます。
例えば、浜松町駅から愛宕駅(千葉県)の乗り換えルートを検索した場合、検索結果画面の上部に「『各駅停車でゆっくりルート』があります」と出ます。以下、乗り換え2回で所要時間1時間7分の最短ルートなどが並び、一番下に乗り換え1回で所要時間1時間49分の各駅停車のみのルートを表示。詳細画面に進むと、JR京浜東北・根岸線から東武野田線へと乗り換える案内が確認でき、このルートに対しての評価を問われる選択ボタンが表示されました。
多様な移動ニーズをカバー同社には、コロナ禍で移動に対するニーズが変化する中、ユーザーから「最短最安よりも空いているルートを使いたい」「乗り換えずに1本で行けるルートが知りたい」などの声が寄せられていたようです。そこで、優位性が低いとの判断から従来は表示していなかった「各駅停車のみのルート」を表示することになったといいます。
同機能により、検索結果画面に表示される混雑具合を参考にして混雑を避けたルートを選択することができるようになるでしょう。また、お手洗いなどで急な降車が必要になる子ども連れのユーザーや、体調不良などを懸念しているユーザーにとっても、安心して移動できる手段を探せる機能と言えそうです。
PR TIMES
(文・Higuchi)
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