おうち時間を豊かにしてくれそう! AIカメラ搭載のモジュラー型ロボットアーム「HUENIT」
Techable / 2021年12月18日 9時0分
米国最大級のクラウドファンディングサイトKICKSTARTERで、モジュラー型のロボットアーム「HUENIT」が応援購入を受け付けています。
執筆時点で400名以上のサポーターより約29万ユーロ(約3700万円)を集めており、目標額に対して10倍近い金額の資金調達を達成してるようです。
最大750gを持ち上げられる「HUENIT」は、AI・3D・レーザー・ロボティクスを簡単かつ迅速に活用するために設計されたモジュール型ロボットアームです。 販売会社は「『HUENIT』を使えば、あなたが想像するすべてのアイデアを現実のものにすることができます」と話しています。
まず、大きな特徴は高精度ロボットアームです。独自のノイズリダクション機能を内蔵し、迅速・正確・静かに動作することが可能。リフトは最大750gの物を持ち上げることができ、最大500mm/sの速度で移動することができます。
次に注目したいのはAIカメラ。 RISK-Vベースの64ビットプロセッサーとAIアクセラレーターを搭載したAIカメラモジュールは、リアルタイムの画像認識や、内蔵マイクによる音声認識までサポートします。顔認識・画像分類・物体検出・ライントラッキング・色認識・人物のセグメンテーションなど、さまざまな人工知能技術を搭載しています。
このカメラを活用することで、写真データから簡単に人工知能モデルを作成することが可能とのこと。AIカメラは単体でも動作するので、ArduinoやRaspberry Piはもちろん、様々なオープンソースのハードウェアとUARTポートで接続することが可能としています。
彫刻機能や3Dプリンティングもさらに、「HUENIT」にはレーザー彫刻機能が搭載されています。自動冷却装置付きの高出力レーザー(2500mW)のため、さまざまな素材の切断・彫刻が可能です。
素材は、MDF・バルサ・紙・木・布・革・合板・発泡紙・アルマイトなどに対応しており、レーザーモジュールを使ってオリジナルの作品を作りながら楽しめそうです。
また「HUENIT」では簡単に3Dプリントを開始することも可能。オートレベリング機能を搭載した3Dプリンターモジュールは、40Wのヒーター&デュアル冷却システムを搭載し、PLA・ABS・TPUフィラメントを使用することができます。
現在KICKSTARTERでは、HUENITロボットアームとモジュールホルダーを「ベーシックキット」として579ドル(約66,000円)で限定販売しています。
KICKSTARTER
(文・Takeuchi)
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