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偕楽園が幻想的な世界に。デジタルアートと自然・歴史が融合、約1,500本の梅が光り輝く

Techable / 2022年1月30日 9時0分

日本三名園のひとつで、茨城県水戸市にある偕楽園(かいらくえん)。2022年2月1日(火)~3月31日(木)の期間、「チームラボ 偕楽園 光の祭 2022」を開催します。

会期中の2月11日(金)からは、120年以上続く「水戸の梅まつり」も開催予定とのことです。

舞台は開園180年の偕楽園、梅まつりとコラボも

チームラボは、プログラマー、エンジニア、数学者、建築家、絵師、ウェブデザイナー、グラフィックデザイナーなど、さまざまな分野の専門家から構成され、芸術的な表現を主としたコンテンツ制作を得意としています。

非物質的なデジタルテクノロジーにより、自然を破壊することなく「自然そのものが自然のままアートになる」というアートプロジェクト「Digitized Nature」も、チームラボが展開するコンテンツのひとつです。

そんなチームラボが手がけるアートプロジェクトの今回の舞台は、2022年に開園180年を迎える偕楽園。偕楽園は、国の史跡および名勝に指定されている江戸後期(1842年)の借景式庭園です。金沢の兼六園、岡山の後楽園とならぶ「日本三名園」のひとつに選ばれています。

また、120年以上続く「水戸の梅まつり」も2月11日(金)〜3月21日(月)の期間、庭園内で開催されます。梅の名所として広く知られている庭園には、約100品種、3,000本のさまざまな梅が植えられいて、「早咲き」「中咲き」「遅咲き」と長期間にわたって楽しむことができるとのこと。

「チームラボ 偕楽園 光の祭 2022」の会期中は、好文亭の目の前に広がる約1,500本の梅がインタラクティブに光り輝く作品もあり、梅まつりと同時に楽しむことができそうです。

偕楽園の森や庭そのものを使ったアート

今回、チームラボは、偕楽園の森や庭そのものを使って「長い生命の連続性」を表現することを試みた全8作品を公開します。

名園の中に現れた光のovoid(卵形体)。木々が光り輝く幻想的な空間を楽しめそうです。

竹林を進む光。この作品は、コンピュータプログラムによってリアルタイムに描かれ続け、常に変化し続けているとのこと。同じ絵は二度と見られないのだそう。

マッピングが施された樹齢約800年と言われている巨木(樹高約35m、根本の周囲約17.2m)には、花が咲き、そして散っていく様子が表現されています。樹齢約800年という歴史の重さとデジタルアートの融合は、どのような表情をみせてくれるのでしょうか。

そのほかにも、自然とデジタルテクノロジーが融合した計8つのアートを楽しむことができます。詳細はこちらから。

会期は2022年2月1日(火)~3月31日(木)で、時間は 18:00~20:30 (最終入場20:00)まで。チケットは大人1,800円(税込) 、中高校生800円(税込)、小学生以下は無料です。専用のチケットが必要ですので、購入をお忘れなく。

PR TIMES
チームラボ
偕楽園

(文・Amuro)

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