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電車に忘れたモノを見つけやすく。東京メトロが忘れ物通知サービス「Tile」を導入

Techable / 2021年12月21日 11時0分

東京メトロによると、2020年度の忘れ物受領件数は約35万件に上り、返還率は30%程度にとどまっているといいます。

そこで同社は、米国Tile Inc. が提供する忘れ物通知サービス「Tile(タイル)」を、日本輸入総代理店であるSB C&S株式会社を通じて導入。飯田橋駅構内の“お忘れ物総合取扱所”に「Tile」専用の「Tileアクセスポイント」を設置し、2021年12月24日より運用を開始します。

小型デバイスを付けたモノを、さまざまな方法で探す

「Tile」は、持ち物に付けた小型デバイスのBluetooth®通信を活用し、その紛失を防止するサービス。デバイスは、スタンダードモデル「Mate」をはじめ、シリーズ最大音量と接続距離を誇るハイスペックモデル「Pro」、ガード型の最薄モデル「Slim」、貼り付け可能な「Sticker」を、さまざまなデザインで展開中です。

このデバイスを付けたモノを探す場合、アプリからTileを鳴らす、Tileからスマートフォンを鳴らす、スマートスピーカーを通じてTileを鳴らすといった“音”で探す方法と、Bluetooth®通信が最後に接続した場所をアプリの地図に表示して“直感的に”探す方法があります。

また、ほかのTileユーザーが自身のTileを検知すると、アプリに通知してくれる機能も便利でしょう。もちろん、クラウド経由なので個人情報が他人に知られることはありません。

そして、TileデバイスのBluetooth®電波を受信し、位置情報を持ち主のアプリに通知する「Tileアクセスポイント」。東京メトロは、このアクセスポイントを“お忘れ物総合取扱所”に設置することで、Tileデバイスの付いた忘れ物の情報を持ち主に届けようというのです。

グローバルに広がる「Tile」コミュニティ

「Tile」は、世界230の国と地域で利用されています。そのため、万が一海外でモノを紛失しても、他のユーザーや「Tileアクセスポイント」によって、情報を得ることができるかもしれません。

国内でも、株式会社Mobility Technologiesの全国約30,000台のタクシーのMoT後部座席タブレットが、「動くTileアクセスポイント」として稼働中。また、東急線全線88駅でもアクセスポイントが設置されています。

また、日本HPのPCや活動量計「Fitbit」の一部機種、三井住友カードのクレジットカードなど、パートナー企業のプロダクトにTile機能が搭載されるなど、順次拡大中です。

PR TIMES(1)(2)(3)
「Tile」サービスサイト

(文・Higuchi)

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