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地下駐車場にもEV充電器を設置! 独スタートアップHeyChargeにBMWが出資

Techable / 2022年1月14日 11時0分

世界中で環境に優しい電気運転車(EV)への移行が進んでいますが、浸透の障壁となっている要因の1つが充電設備の配備です。公共の場所への設置は増えているものの、住宅への設置は多くの人にとってハードルの高いものです。

特に集合住宅の地下駐車場の場合はそうですが、そのソリューションとなるチャージャーを展開しているのが、ドイツのスタートアップHeyChargeです。インターネット接続を確保できない場所にも設置できるタイプで、BMWの子会社はこのほどHeyChargeへの出資を発表しました。

ネット接続は不要

BMWの投資部門、BMW i Venturesによると、従来のチャージャーの起動にはアプリやRFIDカード、そしてインターネット接続が必要ですが、多くの地下駐車場にはインターネットアクセスポイントがありません。

つまり所有する駐車場がマンションなどの地下にあったり、または辺ぴな場所にあったりする場合、EVに買い換えたくても思いとどまざるを得なくなります。そうした問題を解決するのが、HeyChargeの「SecureCharge」というチャージャーです。

数分で設置可能

SecureChargeは設置場所に困らないほどかなりコンパクトなチャージャーです。しかし最大のポイントは、専用アプリとBluetoothで接続するようになっていること。つまりインターネット接続なしにユーザーはアプリ経由でチャージャーを操作できます。

SecureChargeのインストールは非常にシンプルで、電気技師であればものの数分で設置できるとうたっています。ちなみに、HeyChargeはSecureChargeに搭載している技術の特許を申請中とのことです。

もちろんSecureChargeはBMWのEVのみに対応するわけではなく、多くの人が恩恵を受けることができます。日本でもこうした設置お手軽タイプのチャージャー需要はかなりありそうです。

BMW Group

(文・Mizoguchi)

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