渋沢栄一ゆかりの地を巡る自動運転バスが約1万kmを走破。新たに走行体験ツアーを開始
Techable / 2022年2月2日 7時0分
深谷観光バス株式会社と埼玉工業大学は、NHK大河ドラマ『青天を衝け』の放映に合わせて、渋沢栄一ゆかりの地を巡る自動運転バス「渋沢栄一 論語の里 循環バス」を運行。2021年2月16日~2022年1月10日の期間に、合計約1万kmを自動運転走行し、運行を終了しました。
そして両者は、新たに「論語の里&自動運転バス」走行体験ツアーを2月20日(日)・24日(木)に開催予定。ただし、新型コロナの感染状況などを鑑み、中止となる場合もあるとのことです。
国内トップクラスの走行距離を実現「渋沢栄一 論語の里 循環バス(以下、循環バス)」には、先に運行を開始したマイクロバス(リエッセⅡ)と、4月30日より導入された大型バス(レインボーⅡ)を使用。どちらも自動運転ソフトウェアのAutowareをベースにしたAIソフトで自動運転を行う実証実験用車両です。
大きな特徴は、複数のLiDARとカメラ画像で障害物を検知して回避走行することと、公道を法定速度で一般車両と共に走行できることでしょう。また、自動運転とドライバーによる運転をスムーズに切り替えられるのもポイントです。なお、これらの自動運転車両は、株式会社ミクニライフ&オート協力のもと開発されました。
この自動運転を活用した循環バスは、当初約7kmの区間限定で自動運転を実施していましたが、期間中の開発の成果により走行区間を順次拡大。11月には一部区間を除く全線26kmを自動走行し、営業運行する自動運転バスとして国内トップクラスの走行距離を実現しました。
走行ルートとしては、大河ドラマ館や渋沢栄一記念館、旧渋沢邸・中の家、道の駅おかべなどを経由。自動運転バスは、期間中の土日・休日に計約100日、合計約1万kmを走行しました。
「論語の里&自動運転バス」走行体験ツアー開催こうして運行を終えた循環バスですが、新たにはじまった「論語の里&自動運転バス」走行体験ツアーにて、マイクロバス(リエッセⅡ)が活用されます。
同ツアーは、渋沢栄一が幼少期から青年期を過ごした「論語の里」を巡り、昼食に地元名物「煮ぼうとう」を味わうというもの。当初予定していた2月3日(木)・9日(水)は、まん延防止等重点措置に基づき中止となっていますが、執筆時点では20日(日)・24日(木)は開催予定とのことです。
参加費は無料(昼食代・旅行傷害保険料実費1500円は必要)で、各日15名限定のモニターを募集しています。
PR TIMES
「論語の里&自動運転バス」走行体験ツアー
(文・Higuchi)
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