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誰もがAEDを使える社会へ。セコムが液晶つきオートショックAED発売、音声と映像で操作案内

Techable / 2022年2月15日 10時0分

セコム株式会社(以下、セコム)は、2004年に日本初となるAED(自動体外式除細動器)のレンタルサービス「セコムAEDパッケージサービス」を発売しました。2010年には、AEDの異常や消耗品の状態を24時間オンラインで管理する「セコムAEDオンライン管理サービス」を開始。2018年には、レンタルサービスとオンライン管理サービスを統合した「セコムAEDオンラインパッケージサービス」を発売しています。

2021年12月には、日本ストライカー株式会社が国内で初めて承認を得た、救助者によるショックボタン操作なしで自動的に電気ショックを与えるオートショックAED「AED 360P」の提供を開始。そしてこのたび、オートショックAEDの新商品「AED3250」を、2月14日(月)に発売しました。

オートショックAEDと音声・映像ガイドで使いやすく

現在国内で普及しているAEDの多くは、電気ショックが必要と判断された場合に救助者がショックボタンを押します。この場合、ショックボタンの押し下げをためらうなど、適切なタイミングで電気ショックが実施されないケースもあるようです。

そこで開発されたのがオートショックAED。傷病者の心電図解析をしたのち必要と判断された場合に、自動的に電気ショックを与えるAEDです。

今回発売した「AED3250」は、このオートショックAEDに加え音声ガイドとカラー液晶画面を搭載。電極パッドの取り付けなど救助者の行為を音声と映像(イラスト・メッセージ)でサポートします。また、未就学児から成人までスイッチを切り替えるだけで使用できるのも特徴でしょう。

オンライン管理でいつでも使えるように

「AED3250」は、液晶画面搭載と小児用電極パッド不要という点において「AED 360P」と異なります。

また、毎日自動で行われるセルフテスト(AED本体の故障・電極パッドの使用期限・バッテリー残量)の結果をサーバーに自動送信し、本体の状態をオンライン管理できるサービスが付帯しているのも異なるポイント。異常が発生した場合は、セコムがAED導入施設などに連絡して正常化までフォローし、“万が一のときに使えない”といった事態を防ぎます。

そのほか、セルフテストの結果をレポートしたり、医療機関などからの要請に従いAEDで記録した心電図をオンラインで取得して提供したりといったサービスも提供中です。

今回の「AED3250」は、オートショックAEDや液晶画面などにより誰もが簡単に使える仕様を実現するとともに、オンライン管理サービス提供によって誰でもいつでも使えるAEDサービスとなりそうです。

PR TIMES(1)(2)
セコム株式会社(1)(2)

(文・Higuchi)

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