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離陸・巡航・着陸までの飛行軌道最適化で環境負荷低減へ。Peachら取り組み開始

Techable / 2022年2月17日 13時0分

世界的にカーボンニュートラルが推進されるなか、国内においても航空分野のCO2削減が注目されています。

そしてこのたび、株式会社 NABLA Mobility(以下、NABLA社)、国立大学法人東京大学工学系研究科航空宇宙工学専攻 土屋・伊藤研究室(以下、東大航空)、Peach Aviation株式会社(以下、Peach)は、産学連携で航空機運航の環境負荷低減を実現する取り組みを開始しました。

航空機の飛行軌道最適化を目指す

今回の取り組みでは、Peachの運航データなどをNABLA社と東大航空が有するデータ解析手法で分析。得られた結果をもとに環境負荷低減を実現するための提案などを行います。

3者の目標のひとつが、運航の効率化。Peachの主要空港である関西空港を中心に、離陸・巡航・着陸までの各区間における航空機の飛行軌道を最適化しようというのです。

輸送システムの効率化で環境負荷低減を

NABLA社は、輸送システムの効率改善によってエネルギーを有効活用し、地球環境改善への貢献を目指す、2021年4月創業のスタートアップ企業。

すでに存在する飛行最適化のための飛行経路設計システムなどから1歩踏み込み、“非効率の刈り取り”にフォーカスした最適化判断を提供することで、徹底的な運航効率改善を実現しようとしています。

同社は、AIや航空機運航に関わるあらゆるデータを活用して、情報プラットフォームおよび最適解提案ソフトウェアを開発中。さまざまな情報を分析・収集し、状況に合わせて最適な解(飛行設定)を提案する、いわば「空のスマートカーナビ」を提供していく構えです。

PR TIMES
株式会社 NABLA Mobility

(文・Higuchi)

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