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NOデジタル格差。ノーコードでWebサイトの使い方をリアルタイム表示する「WE UP」β版

Techable / 2022年3月14日 17時0分

「デジタル格差を是正し、人の可能性を底上げする」をミッションとして2021年4月に創業した株式会社WE UP。同社はこのたび、ノーコードでWebサイト上のサービスガイドを作成できる「WE UP(ウィーアップ)」のβ版をリリースしました。

ノーコードで作成したガイドをポップアップで表示

「WE UP」は、Webブラウザ上で動くすべてのWebシステムにおいて、サービスガイド(使い方)をポップアップ形式でリアルタイムに表示するサービス。最新のクラウドサービスや自社開発システム、業務ツールなどを使う際の“わからない”を解消します。

表示するガイドはノーコードで作成可能。たとえば「メールアドレスを入力してください」「次にこのボタンをクリックしてください」など、必要なステップを1ステップずつ追加していくだけなので、直感的にガイドの作成ができるといいます。

また、作成したガイドに入力規則を指定可能。これにより、データの入力不備や差し戻しなどの業務を軽減できるようです。さらに、複数のツールをまたぐ業務においても、既存システムに改修を加えることなくサービスガイドを導入できます。

2種類の提供方法で幅広いユースケースをカバー

「WE UP」は、“ブラウザ拡張機能”と“SDK”の2種類で提供。

ブラウザ拡張機能版では、作成したガイドURLをコピーしてシェアできます。社内で利用しているWebサービスのマニュアルや、サービス提供先企業などへのカスタマーサクセスとしてガイドを活用できるでしょう。

SDK版では、自治体や自社サービス運営企業がガイドを作成し、エンドユーザー向けのサポートツールとして提供可能。サービスへの問い合わせ件数削減に期待できそうです。

誰でも作れるガイドで誰もが使えるサービスを

近年さまざまな業界でDXが進んでいるとされていますが、実のところデータやシステムをうまく活用できず、DX化が停滞している企業もあるといいます。

その理由のひとつが、導入したサービスを使いこなせないという現状。最新のクラウドサービスを導入したものの使い方が煩雑で定着しない場合や紙や表計算ソフトなどでマニュアルを作り運用しなければならない場合など、“効率化”には程遠いケースもあるようです。

そこで同社は、誰もが使えるようにわかりやすいガイドを表示すること、そのガイドを誰でも作成できることを目指して「WE UP」を開発しました。

今後「WE UP」は、ツール単位の使用状況を追跡・分析し、定着率・利用率の低いソフトウェアや利用者が行き詰まっている場所、最も頻繁にアクセスされるガイドを可視化する機能を実装予定です。

PR TIMES
株式会社WE UP

(文・Higuchi)

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