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デジタルチケットをNFT化! ローソンとSBINFTが提携、唯一無二の思い出をずっと手元に

Techable / 2022年3月22日 17時0分

株式会社ローソンエンタテインメント(以下、ローソンエンタテインメント)はNFTマーケットプレイスを運営するSBINFT株式会社(以下、SBINFT)と提携し、同社が運営するローソンチケットにて、ブロックチェーン技術を活用したNFTサービス「LAWSON TICKET NFT」を2022年春より提供を開始します。

「LAWSON TICKET NFT」

LAWSON TICKET NFTは、ローソンチケットで販売しているコンサート・スポーツ・演劇などのイベントチケットをNFTとして販売する新サービス。

NFT(Non-fungible Token:非代替性トークン)とは、ブロックチェーン上に記録される代替不可能なデータ単位のこと。「偽造不可な鑑定書・所有証明書付きのデジタルデータ」として唯一性を証明することが可能です。

LAWSON TICKET NFTでは、イベントに参加し、グッズ購入や情報拡散を積極的におこなう“ロイヤルティが高い層”に対し、実際のイベント会場の座席情報などが記載されたチケットを、保管可能な記念チケットNFTとして販売することができます。

主催者側は、既存のチケット販売に加え、NFTの販売をおこなうことにより、新たな収益の獲得につながるほか、NFTを介したファンとのエンゲージメント構築や、会員権の売買などの“新たな価値提供”が期待できるでしょう。

なお、主催者がおこなう業務は素材の提供と、制作物の確認のみ。ローソンチケットがNFTの発行・配布、サポートなどをおこないます。

背景には、“アナログのチケット”への思い

チケットのデジタル化が加速している近年。高い利便性が好評を得る一方、「思い入れのあるイベントチケットは記念に手元に残しておきたい」という声があがっていたといいます。

こうした期待を受けて生まれたのが、「LAWSON TICKET NFT」。NFT化したチケットは、イベント当日の思い出とともに“自分だけの、唯一の”記念チケットとして手元に残すことができるとのことです。

ローソンエンタテインメントは今後、同社が展開している各サービスやコンテンツホルダー各社と同サービスを連携し、希少性の高い画像や動画、楽曲などのデジタルコンテンツをNFT化するサービスを提供する予定だと語っています。

NFTマーケットプレイスを運営するSBINFT

今回のリリースにあたって、ローソンエンタテインメントに協力したのが、「ブロックチェーンサービスで革新的な経験を世の中に」をモットーに掲げるSBINFT。

NFTの発行から出品、購入までをおこなうことができるNFTマーケットプレイス「nanakusa」を運営しています。

公認されたコンテンツホルダーやNFT販売事業者、個人活動するクリプトアーティストが制作したNFTの販売できるほか、利用者同士が保持しているNFTを売買できるとのことです。

3月15日(火)には、株式会社バンタンと協力し、NFT化した卒業証書の授与に貢献した同社。

今後は、NFTマーケットプレイスを中心とするビジネスモデルに留まらず、新規ビジネス創出を目指し、ブロックチェーンなどの先進技術の活用や外部パートナーとの連携強化を図っていく方針です。

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LAWSON TICKET NFT

(文・Haruka Isobe)

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