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心強い・軽やかなどの印象からフォントを探す! フォントワークスの「印象語検索AI」

Techable / 2022年4月4日 8時0分

フォントワークス株式会社(以下、フォントワークス社)は、年間定額制フォントサービス「LETS」に、文字のデザインに対するイメージを表現する「印象語」からフォントを検索できる新機能「印象語検索AI」(β版)を新たに追加しました。

年間定額制フォントサービス「LETS」

「LETS」は、フォントワークス社が2002年から提供している、年間定額制フォントサービス。

日本語、ハングル、簡体字、繁体字、タイ、ヘブライなど、複数メーカーの高品位でバラエティ豊かなフォントがすべて使用できます。

2021年2月には「バラエティ豊かなフォントが年間定額制・新書体も追加費用なしで使い放題」「Webベースのフォント管理とフォントリスト機能」などの新サービスを開始。

同年11月には、法人向けの「グループ機能」を追加。企業ごとに複数のライセンスを一括管理することや、部署ごと・複数人で管理権限を分けることができるようになりました。

さらに、2022年2月、サービス利用者間でフォントリストを共有できる「フォントリスト共有機能」を新たにリリース。これにより、社内外でプロジェクトに応じたフォント環境を実現するといいます。

デザインの印象に合ったフォントが選べるように

今回追加された「印象語検索AI」(β版)は、九州大学との共同研究に基づき開発した、文字のデザインに対するイメージを表現する「印象語」からフォントを検索できる新しい機能です。

印象語とは、人が文字のデザインに対して感じる抽象的なイメージを単語に表現したものです。

β版では、研究に基づき選定された5つの分類「感情」「形状の印象」「性格」「擬人」「精神状態」からなる36単語が、各日本語フォントに登録されています。

絞り込みたい印象語を複数選択して検索すると、登録されている印象語と一致する度合いが強い順に検索結果に並ぶとのこと。

こういった特徴により、フォント選定の時間短縮や、表現したいデザインの「イメージ」「印象」に合わせたフォント選びに活用できるでしょう。

フォントのさらなる可能性を求めて

フォントワークス社は、「もじと もっと じゆうに」の企業理念のもと、LETSを提供している企業です。

2019年9月から2020年8月にかけて、同社はフォントのさらなる可能性を求め、九州大学と共同で「フォントの印象ならびにフォントの形態属性との関連性に関する基礎的研究」を実施。

その研究結果をもとに、デザイナーのフォント選択を支援することを目的とした「印象語検索AI」の開発プロジェクトを発足しました。

同社は「現在は印象語での検索のみですが、文章や画像、人物名などでも検索できるよう、今後も開発を進めて参ります」と語っています。

PR TIMES(1)(2)(3)(4)
LETS
印象語検索AI(β版)
九州大学との共同研究報告

(文・Haruka Isobe)

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