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ラピュタロボティクス、ゴールドマンらから64億円調達。自律移動型ロボットの認知拡大へ

Techable / 2022年4月21日 9時0分

このたび、ロボティクスプラットフォームを提供するラピュタロボティクス株式会社(以下、ラピュタロボティクス)は、約64億1500万円の資金調達を実施しました。

今回の資金の大部分は、同社のピッキングアシストロボットのシェア拡大のために使用する予定です。

複数のロボットの協調制御を容易にする「rapyuta.io」

ラピュタロボティクスは、「ロボットを便利で身近に」をビジョンとして掲げ、最先端の制御技術やAI技術を活用した「rapyuta.io」の開発をおこなっています。

rapyuta.ioは、クラウド接続したロボットのためのプラットフォーム。ロボット開発者が開発、デプロイ、運用といったアプリケーションのライフサイクル全体をコントロールできるようにサポートします。

同プラットフォームでは、ブラウザからリモートでロボットアプリケーションの監視、デバッグ、修正をおこなうことが可能です。

複数のロボットによる協調作業や、ロボットナビゲーションなどを実現。すでに物流や製造、流通などの分野で利用されています。

あらかじめ用意されたコンポーネントの利用が可能なため、ユーザーはシステム構成要素を一から作り上げることなく、技術分野の開発に集中できるとのことです。

少子高齢化や人手不足が深刻化している物流業界

日本の物流業界は、少子高齢化や慢性的な人手不足が深刻化していると言われています。

自動化ソリューションを活用した省力化・省人化の推進が課題となっているなか、ラピュタロボティクスはrapyuta.ioを開発。rapyuta.ioを導入した企業は、業務の生産性が平均して約2倍に向上しているといいます。

同社は、rapyuta.ioよるロボットソリューションの提供を通じて、「倉庫業務のオペレーション効率化」や、異なる複数台のロボット同士が連携することにより生まれる「シームレスなロボットエコシステム」を目指していく構えです。

ピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR」

ラピュタロボティクスは、今回調達した資金をマーケティング活動、パートナー育成、研究開発にあてる予定です。

とくに、同社の協働型ピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR」のマーケティング活動を強化するとのこと。

ラピュタPA-AMRは、ピッキング業務の生産性向上、作業者の負担軽減、人手不足の問題を解消するとされているロボットソリューションです。

rapyuta.ioとAIにより、複数台のロボットが最適なルートで連携し、荷物の搬送を実行。作業スタッフはロボットの指示に従って、効率的にピッキング業務を遂行できるといいます。

同社は、今後も物流倉庫の幅広い課題解決のため、パートナー育成や研究開発に注力し、rapyuta.ioによる多様なロボットソリューションの開発を進める方針です。

PR TIMES(1)(2)
rapyuta.io
ラピュタPA-AMR

(文・Haruka Isobe)

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