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ファミマとLuupが資本業務提携。ポート設置店拡大や新サービス創出など全面的な協業へ

Techable / 2022年4月23日 9時0分

マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」を展開する株式会社Luupは、株式会社ファミリーマートと資本業務提携契約を締結。これにより、「LUUP」のポート設置店拡大や新サービス創出など全面的な協業を開始します。

短距離移動に便利な「LUUP」

「LUUP」は、スマートフォンアプリで電動アシスト自転車や電動キックボードを借りられるサービス。アプリからポートを探し、乗りたい機体のQRコードをスキャンして目的地(ポート)を設定すればライドできます。料金は、基本料50円+1分あたり15円。もちろんアプリ内で決済可能です。

現在、東京・大阪・横浜・京都で展開中。エリア内の駅前やコンビニなど高密度にポートを配置しているため、短距離移動に便利なようです。

「LUUP」未展開の都市の店舗にもポート設置を検討

両社は、2020年10月より連携を開始し、すでに都内のファミリーマート数店舗ではLUUPのポートが設置されています。

今回の提携により、LUUPを展開していない都市の店舗も含めてポート設置店舗を拡大し、ファミリーマート利用者の利便性向上とLUUP普及を目指すとのこと。また、LUUPの安全性向上についても店頭で啓発するなど取り組みを強化する方針です。

双方の成長を促すマーケティング、新サービスを検討

さらに、ファミリーマート利用者によるLUUP利用やLUUPユーザーのファミリーマート利用を促進するマーケティング施策を展開予定。店内広告やLUUPユーザーへの商品プロモーションなどを検討するといいます。

そして、両社が所有する顧客データ・移動データなどを活用し、新たなサービスの展開を検討していくとのことです。

4月には約10億円の調達発表も

「LUUP」は、2020年5月に電動アシスト自転車のシェアリングサービスとして開始し、以降エリア拡大・機体開発などに注力してきました。

2021年4月に「新事業特例制度」を用いた実証実験として電動キックボードの提供を開始し、電動キックボード導入エリアを順次拡大中。直近では、京都市(3月)や東京スカイツリータウン(4月)に電動キックボードを導入しました。

また将来的には、現在の機体に加えて3輪~4輪のユニバーサルなモビリティも取り扱う予定。より多くの人に快適な移動体験を提供したいとのことです。

こういった展望のなか、4月14日(木)に車両のリースと銀行融資などにより約10億円を調達したと発表しました。なお、今回のセール・アンド・リースバック取引は電動キックボードを対象としていますが、今後導入する機体についても取引を拡大する方向で各リース会社と協議しているといいます。

PR TIMES(1)(2)(3)(4)
「LUUP」サービスサイト

(文・Higuchi)

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