エンジニア採用のミスマッチを防ぐ! コーディング試験サービス「HireRoo」機能拡充へ
Techable / 2022年5月31日 14時0分
コーディング試験サービス「HireRoo(ハイヤールー)」を提供・運営する株式会社ハイヤールー(以下、ハイヤールー社)は、第三者割当増資を実施し、プレシリーズAラウンドにおいて総額2億円を調達しました。
同社は調達した資金を、開発・運営組織の強化やHireRooの機能拡充などに活用するとのことです。
求めるエンジニア層に合った試験を作成「HireRoo」は、エンジニア採用時に候補者のスキルを測ることを目的とした、コーディング試験サービス。
AIによる自動採点機能、解答の過程を再生できる機能など、リモート採用下での技術評価に必要なツールを備えており、候補者同士の比較やふるい分けが可能です。
HireRooでは、コーディング力を評価するアルゴリズム形式の問題から、選択式の知識問題、設計力を評価するシステムデザイン形式の問題まで、83問もの幅広い問題を用意。
担当者は、候補者の経験値や属性、測りたいスキルに応じた問題を選ぶだけなので、問題を1から考える必要はありません。
スコアを算出して候補者のスキルを可視化HireRooは試験終了後、候補者が提出したコードをもとに自動採点し、コードの正答率・実行速度・コードの読みやすさなどを、実務に即した指標で定量評価します。
担当者は評価基準の策定をしたり、解答の確認に手間をかけたりする必要がないため、選考をスムーズに進められるでしょう。
また、候補者のコーディング過程を見ることができる「プレイバック機能」を使えば、候補者の思考回路を見たり、言語に対する理解度や応用力を測ったりすることができます。
開発・運営組織の強化・HireRooの機能拡充へエンジニアの技術力の定量化は非常に難しく、採用プロセスにおいて大きな課題になっているようです。
多くの企業が過去に技術ミスマッチを経験しており、それによる損失は一人あたり数百万円から数千万円に上ると言われています。
そんな課題を解決するべく、ハイヤールー社は候補者の技術力を適切に判断するHireRooを開発しました。
同社は今回調達した資金を、開発・運営組織の強化、それに伴うHireRooの機能拡充、顧客サポート体制の整備に活用するといいます。
また、選考としての試験活用に留まらず、社内エンジニアの評価・育成に向けたサービスを今後リリースする予定です。
PR TIMES(1)(2)(3)
「HireRoo」サービスサイト
(文・Haruka Isobe)
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