損保ジャパンら、東武東上線の駅で視覚障がい者を遠隔サポート。スマホ映像と位置情報活用
Techable / 2022年6月2日 10時0分
東武鉄道株式会社と損害保険ジャパン株式会社および株式会社プライムアシスタンス(以下、プライムアシスタンス)は、6月~23年1月の期間、プライムアシスタンスが運営する視覚障がい者向け遠隔サポートサービス「アイコサポート」の実証実験を実施します。
スマホの映像と位置情報でナビゲート「アイコサポート」は、ユーザーのスマートフォンカメラが捉えた映像をもとに、オペレーターが視覚情報を伝えるサービス。専門の研修を受けたオペレーターが、ユーザーの知りたい状況を声で伝えます。
またオペレーターは、スマートホンのGPS位置情報から現在地を特定可能。「そのまま左へ向いて直進してください」など的確な案内ができるようです。
さらに、過去の利用履歴を確認できるため、ユーザーに合ったサポートを提供できるといいます。なお「アイコサポート」は現在、iOSのみ対応です。
安全性・利用環境・社会的認知度などを検証今回の実験は、東武鉄道 東上線の和光市駅や志木駅などで実施。これまでは商業施設などが対象エリアでしたが、同実験では駅のプラットホーム上まで対象エリアを広げ、鉄道と駅に併設する商業施設で検証します。
検証項目は、ユーザーの安全性・利便性はもちろん、ユーザー以外の駅利用者への配慮、通信状況や騒音などの利用環境、オペレーターの案内方法およびリスク、社会的認知など。
期間中に、スポット検証を複数回実施し、鉄道施設内でのサービス提供を目指します。
SOMPOグループのプライムアシスタンスプライムアシスタンスは、SOMPOホールディングス株式会社のグループ企業。2012年の創業以降、幅広いサービスで社会の“困りごと”をアシストしてきました。
主な事業内容は、クルマのトラブルを解消するロードアシスタンスや、インバウンドの医療・宿泊をサポートする訪日外国人向けサービス、認知症の予防サポートを中心とするSOMPO笑顔倶楽部などです。
なかでも、NORUMO移動サービスでは、AIオンデマンド交通システムとコンタクトセンターによる予約・カスタマーサポートを活用した乗合送迎サービスを1月に開始。安価・簡単・自由な移動により、交通課題を解決するとのことです。
PR TIMES
「アイコサポート」サービスサイト
株式会社プライムアシスタンス
(文・Higuchi)
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