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写真を撮るだけで部品やパーツの数をカウント! AIアプリ「cazoeTell」が便利そう

Techable / 2022年7月14日 13時0分

製造現場や建設現場にて、部品や製品の数をカウントする際「どこまで数えたのか、わからなくなる」「すべてを数えるのに時間がかかる」といった弊害があるといいます。

こうしたカウントの手間をなくすのが、株式会社スカイロジック(以下、スカイロジック)が提供するAIカウントアプリ「cazoeTell」。撮影した写真の中から、対象物を約1秒でカウントして結果を表示します。

iOS14.0以上のiPhone、iPad、iPod touchに対応しており、ダウンロードは無料です。

撮影環境の違いによるカウントミスを克服

スマホで本数や個数を数えるアプリはいくつかありますが、棒の色や形、また撮影環境がユーザーによってそれぞれ異なることにより数え間違いが発生するケースが多いといいます。

この弱点を克服するため、スカイロジックは「ユーザーが実際に撮影した画像をもとにAIが学習をおこなう仕組み」を開発。

ユーザーごとに異なる計数対象や撮影環境を取り込んで個別に学習するため、計数の精度が大幅に向上しました。

写真から対象物を約1秒でカウント

cazoeTellでは、数えたいもの(棒や錠剤など)が映った写真のなかから、対象物を約1秒でカウントして結果を表示。これまで時間や手間がかかっていたカウント作業の労力を削減します。

教師画像(機械学習で用いる画像)を撮影した後、アノテーション(画像上の計数対象箇所に枠を設置する作業)を実行しサーバーにアップロードすることで、機械学習により対象物に特化した高精度なAIカウントをおこなうことが可能に。

10枚程度の教師画像から学習モデルを作成しますが、教師画像を増やすことで精度が向上します。

インターネット接続は不要

cazoeTellでは、スマートフォンで撮影した画像をそのままスマートフォン内でカウント処理するため、インターネット接続は必要ありません。そのため、電波の入らない工場内や山林地区でも約1秒でカウントすることが可能です。

そのほか、cazoeTellでは、カウント時の画像・時間・カウント数などのログを自動保存します。ログデータはPCでどこからでもダウンロードできるため、スマートフォンをPCに接続してデータを取り出すといった面倒な作業は不要です。

cazoeTellを使ってカウントしてみた

実際に、cazoeTellを使ってみました。

教師画像としてボールペン10本の写真を10枚ほど撮影し、アノテーションを実行。その後、別で撮影したボールペン20本の写真を撮影したところ、「20本」と正確にカウントされました。

cazoeTellは現在、カウント回数を通常10回のところ500回試せるキャンペーンを実施中。7月29日(金)までにユーザー登録をした人限定のキャンペーンです。

今回は身近なもので試しましたが、製造現場や建設現場でも気軽に試すことができるため、使用感や精度が気になる人は、ダウンロードしてみてはいかがでしょうか。

PR TIMES
cazoeTell

(文・Haruka Isobe)

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