関西電力、太陽光発電・蓄電池・EVなどあらゆるエネルギーリソースをAI制御する「SenaSon」を開発。予測技術などに電力会社ノウハウ活かす
Techable / 2023年1月24日 14時3分
関西電力株式会社は、太陽光発電、蓄電池、EV、空調設備、生産設備等の分散型エネルギーリソースをAIにより最適制御する「SenaSon(セナソン)(Smart energy aggregate Solution)」を開発しました。2023年4月から全国で提供を開始する予定です。
「SenaSon」の特徴
「SenaSon」は、AIが顧客毎の需要・発電予測に基づいて、太陽光発電、蓄電池、EV、空調設備、生産設備等のあらゆる分散型エネルギーリソース最適制御を行います。あらゆるリソース・複数拠点に関するUIを一元管理できるのが特徴です。
エネルギー予測技術など、関西電力株式会社の持つ知見・ノウハウが駆使されています。
分散型エネルギーリソースを自動で最適に制御することで、省CO2・省コスト等を実現。同社によると、太陽光発電に蓄電池を組み合わせた際のエネルギーコスト削減額は、最大1.5倍まで向上するとのことです。
今後の予定2023年度中には電気の需要と供給のバランスをとるために各種リソースを制御して電力需要のパターンを変化させるDR指令に対する最適制御が実装される予定の他、2024年度以降には同一法人における複数拠点全体の最適制御の機能も実装予定です。
関西電力株式会社によると、
① AIによるあらゆる分散型エネルギーリソースの最適制御
② DR指令等に対する最適制御
③ 同一法人における複数拠点全体の最適制御
④ あらゆるリソース・複数拠点に関するUI一元管理
以上4つの機能を全て有する最適制御ソリューションは国内初とのことです。
また、順次制御の対象メーカーを拡大していき、将来的にはメーカーを問わずに分散型リソースを制御できるようにする予定です。
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000065.000064489.html
(文・夏木ますみ)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
TIS×インフォメティス、エコキュート最適制御に向けた中国電力の実証実験を支援
マイナビニュース / 2024年7月11日 16時26分
-
TISとインフォメティス、エコキュート最適制御に向けた中国電力の実証実験を支援
PR TIMES / 2024年7月11日 13時45分
-
Shizen Connect、仮想発電所の社会実装のため大手電力3社を含む計8社と資本業務提携契約を締結
PR TIMES / 2024年7月10日 16時40分
-
西鉄とShizen Connect、資本業務提携契約を締結
PR TIMES / 2024年7月9日 17時45分
-
脱炭素化支援機構がNature株式会社に対して出資を実行
PR TIMES / 2024年6月28日 17時40分
ランキング
-
1「土用の丑の日」物価高でも…あの手この手の“うなぎ商戦” 大手スーパーの目玉は「超特大」
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月22日 19時59分
-
2「地方に多いホームセンター」が都会進出を狙う訳 人口減少が進む中、大手を軸に再編が進行
東洋経済オンライン / 2024年7月23日 8時30分
-
3「脱ママチャリ」電動自転車がここへ来て人気の訳 10万超でも高性能化、小型化で「1人1台」に?
東洋経済オンライン / 2024年7月23日 10時0分
-
4小林製薬、会長と社長が辞任へ…「紅麹」サプリ問題の対応遅れで経営責任明確化
読売新聞 / 2024年7月22日 21時37分
-
5円安は、バイデン大統領と共に撤退か
トウシル / 2024年7月23日 10時31分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)