停電時にスマホ充電できる!プロペラがない次世代マイクロ風車が登場。
Techable / 2023年1月27日 15時37分
脱炭素の潮流のなか、再生可能エネルギーである風力発電の活用に関する期待は高まっています。
しかしながら、「耐久性の弱さ」「風車が発生する騒音」など、従来の風力発電にはいくつかの課題があるのも事実です。
それらの課題を解決しようと、次世代の風力発電機の開発などを行う株式会社チャレナジーが提供開始を発表したのが災害に強く、なおかつ優れた静粛性を有した「次世代マイクロ風車」です。
災害に負けず・うるさくない風車今回チャレナジーによって提供開始されるのがプロペラのないマイクロ風車です。
本製品の特徴は以下の2点が挙げられます。
<blockquote>
①耐久性の高さ
②優れた静粛性
</blockquote>
①耐久性の高さに関して、従来のプロペラ式風車・小型風車は、形状の特性上台風や地震などの自然災害に弱く、プロペラの暴走や事故のリスクが高いとされてきました。
一方で、チャレナジーのマイクロ風車はプロペラがないため自然へのリスクに強く、災害時でも安定して電力を供給することができます。
災害に強いことで、本製品は自治体の防災減災だけでなく、非常電源ニーズの高い建設業界、通信業界などでの活用も期待されます。
②優れた静粛性に関して、本製品はプロペラ式よりも低回転であるため、風切り音が発生しにくくなっています。
騒音が少ないだけでなく、小型のため限られたスペースにも設置可能なので、特に人口密集地などに向いています。
また、これらの特徴を持ちながらも、独自の形状により、発電性能との両立を可能にしています。
寒冷地での活用に注目様々な地域や現場での活用が期待される本製品ですが、同社は特に寒冷地における公共施設のBCPしての展開に注目しています。独立電源タイプなので、停電時の照明やスマートフォンの充電などに活用できます。
寒冷地で再生エネルギーの導入を試みた場合、太陽光発電では積雪による発電量低下、従来のプロペラ風車においてはブレードへの着氷着雪による破損が課題とされてきました。
プロペラがなく、積雪や着氷の影響を受けづらい本製品は、これらの課題に対する解決策として期待されます。
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000043827.html
(文・大谷尊迪)
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