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節電プログラムなどをAPI提供。SaaS型クラウドサービス「エネチェンジクラウド」

Techable / 2023年2月27日 18時0分

ENECHANGE株式会社(以下、エネチェンジ)は、電力小売事業者向けSaaS型クラウドサービス「エネチェンジクラウド」のリブランディングを発表しました。これに伴い、プロダクトラインナップのリニューアルおよび開発体制の強化を行いました。

4つのプロダクトを利用可能

エネチェンジクラウドは、節電プログラム実施に必要なアプリ機能や、料金シミュレーションロジックや料金プラン情報APIなどを提供するサービスです。4つのプロダクトラインナップを取り揃えています。

1.エネチェンジクラウドMarkting ※EMAPからの名称変更
料金シミュレーションの構築に必要な料金シミュレーションロジックや料金プラン情報APIを提供。

日本最大級の比較サイト「エネチェンジ」や大手電力会社で採用する料金シミュレーションロジックを活用したプロダクト。電力会社が自社メニューを消費者にわかりやすく提供できるよう独自燃料調整費などにも対応します。

2.エネチェンジクラウドDR ※SMAP DRからの名称変更
分散型のエネルギー社会にむけて注目されているDR。電力会社が家庭・法人向けDR(節電プログラム)の実施に必要なウェブ・モバイルアプリの機能一式をパッケージで提供します。

3.エネチェンジクラウドEV
自社運営する「EVSmartアプリ」や「EV充電エネチェンジアプリ」のノウハウを活用した、EVユーザー向けアプリの開発運用、および、全国のEV充電スポット情報をAPIで提供するサービスを展開しています。

ナビやアプリでのスポット検索などに汎用できるサービスを開発提供します。

4.エネチェンジクラウドRE
再生可能エネルギー活用に必要な業務支援サービスを提供。環境価値の在庫管理やグリーン電力証書のオンライン発行プラットフォームの提供を行います。

さらに近年導入が進む太陽光発電設置モデル(コーポレートPPAモデル)の更なる普及の促進と、事業者の負担を軽減するため、エネチェンジ独自ロジックを活用した太陽光発電及び需要予測、予測数値の計算から指定の形式に合わせた計画地の作成から日次での電力広域的運営推進機関(OCCTO)へ計画値をAPI連携で行えるサービスを準備中です。

各種サービスを統合して誕生

エネチェンジは、以前からグリーントランスフォーメーション(GX)に関する取り組みを進めており、2022年8月には、スマートメーターデータを活用した節電を実現するデマンドレスポンス(DR)サービス「SMAP DR」をローンチ。電力スマートメーターデータ解析SaaS「SMAP」の開発、販売も並行して実施してきました。

2022年9月には、EV特化型メディアEVsmartおよび、充電スポット検索アプリを譲受。以前から展開してきたSaaS型クラウドサービスを刷新し、エネチェンジクラウドとして機能を拡充しました。

エネチェンジについて

エネチェンジは、2015年創業の脱炭素テック企業。「エネルギーの4D(自由化・デジタル化・脱炭素化・分散化)」分野でのSaaS事業を展開しており、2020年には東証マザーズに上場しました。イギリス・ケンブリッジでの電力データ研究所をルーツとしており、現在もイギリスに子会社SMAP ENERGY LIMITEDを有しています。

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000285.000017121.html

(文・S.Inosita)

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