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NTTコノキュー、MR活用の遠隔作業支援ソリューション提供。手順書のデジタル表示が可能

Techable / 2023年3月22日 10時0分

株式会社 NTT QONOQ(以下、コノキュー)は、MR(複合現実)技術を活用した遠隔作業支援ソリューション「NTT XR Real Support(エヌティティ エックスアール リアルサポート)」(以下、Real Support)の提供を開始しました。

MRは、現実世界の壁や床を認識し、その壁や床に対してデジタルコンテンツを配置・表示できる技術です。

コノキューは「Real Support」を法人向けサービスとして、2023年3月15日から提供しています。

「Real Support」の概要

「Real Support」は、技術継承や人手不足などの課題解決に寄与するソリューションです。複雑な手順が必要な現地作業や、匠の技術伝承などを、MRを用いて遠隔から支援します。

遠隔地にいる熟練者といった“支援者”はPCでビデオ通話だけでなく、デジタル空間上の視覚的な情報共有などを通じて、作業員を支援できます。現地の作業員は、MRデバイスの活用により、ハンズフリーの状態で支援を受けられます。

「Real Support」の提供機能

「Real Support」には、映像伝送や音声通話、PC画面の共有、テキストメッセージの送信といった、一般的なWeb会議ツールの機能に加えて、以下6つの機能があります。

1. 空間ポインティング
遠隔地にいる支援者が、PCにカメラ表示された現地の装置や機械に印を付けると、現地の作業員のMRデバイスに印が表示されます。
2. 3Dフロー機能
遠隔地と現地をリアルタイムにつなぎ、同じ画面を共有。また、HoloLens2などの一部デバイスでは、手順書をデジタル空間上へ表示することができます。
3. 複数人通話
遠隔地と現地合わせて、6名まで同時通話が可能。支援者が点在している場合や、複数企業が参加する場合などでも、各拠点から現地を支援できます。

4. マニュアル作成
支援者側のアプリやブラウザからマニュアルの新規登録や編集ができます。遠隔からの支援中でもすぐに最新のマニュアルデータを登録することが可能です。

5. 証跡機能
作業履歴や3Dフローの利用履歴の閲覧、画像の保存ができます。作業後の確認も可能です。

6. ゲスト参加
遠隔地、現地のいずれもゲスト参加が可能です。現地の顧客支援や、第三者による監査などにも利用できます。

利用には1ユーザーにつき1アカウントが必要です。初期費用と月額アプリ利用料(ユーザー数課金)がかかります。

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000110582.html

(文・a.sambe)

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