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法律事務所向け事件管理システム「firmee」がChatGPT導入。メモ書きで報告書が作れる

Techable / 2023年3月28日 17時0分

合同会社firmeeは、同社が運営する法律事務所向け事件管理システム「firmee」に、AIチャットボット「ChatGPT」と連携した機能を追加しました。

事件情報などをクラウド管理

「firmee」は、法律事務所に特化したクラウド型事件管理サービス。事件情報や連絡先情報など、事件管理に必要な情報をクラウド上で管理できます。

案件ごとに事件ファイルを作成し、メモやタスクを保存・共有・検索することが可能。スケジュール管理や請求管理、コンフリクトチェック機能なども実装しています。
文書作成機能も充実しており、各種テンプレートやサンプル文書のほか、事務所独自のテンプレートも設定できます。

無料版と有料版を提供中

「firmee」は無料版とプレミアム(弁護士アカウント1つあたり月額4,980円)版が提供されています。無料版は、記録できる事件ファイル数の上限数が30件となっており、それ以上のファイルを記録したい場合は、有料登録が必要です。

3名以上の弁護士アカウントを利用する法律事務所には、1人あたりのアカウント料金が割引されるプランが提供されます。なお、秘書アカウントは無料で何人でも登録できます。

メモを送るだけで報告書が作成可能に

今回のアップデートで「firmee」は、ChatGPTを活用した「AIで清書」機能を導入しました。これは、箇条書きのメモをChatGPTに送信すると、報告書形式の文章が自動生成されるというシステムです。

生成された文章は「firmee」上で確認・編集・保存・共有・印刷などが可能。文章を再度ChatGPTに送信することで、より詳細な文章や異なる表現方法なども提案してもらえます。

なお、同機能は「firmee」の全ユーザーが利用可能ですが、無料会員は使用回数に制限があるとのことです。

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000053136.html

(文・S.Inosita)

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