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文化財や美術品のデジタルデータ化を簡単に。デジタルアーカイブ向けカメラ「Rシステム」登場

Techable / 2023年4月29日 21時30分

OMデジタルソリューションズ株式会社は、文化財・美術品などのデジタルアーカイブ化を簡単なワークフローで実現できるデジタルアーカイブ向けカメラ「Rシステム」を、2023年5月から日本国内の法人・個人事業主向けにOMDS Business Storeで販売します。

「Rシステム」は、小型軽量で高画質のOM SYSTEMのミラーレス一眼カメラをベースにしており、深度合成機能やハイレゾショット機能をカスタムモードに登録しています。ユーザーズガイドと組み合わせることで、誰でも簡単にデジタルアーカイブ向けの撮影が可能です。

発売の背景

近年、日本国内で文化財や産業資産のデジタルデータ化が重要視されていますが、撮影の難しさや作業に時間がかかるという課題があります。

これらを解決するために、OMデジタルソリューションズ株式会社は「Rシステム」というデジタルアーカイブ向けカメラを開発しました。立体的な被写体やより高精細画像の撮影に適した撮影モードにより、誰でも効率的にデジタルデータ化ができるようになっています。

デジタルアーカイブ向けの撮影が簡単にできる

「Rシステム」では、OM SYSTEMのミラーレス一眼カメラ「E-M1 Mark III」と「E-M1X」をベースに、広い範囲でピントが合う「深度合成機能」や、8000万画素の高精細画像を撮影できる「ハイレゾショット機能」を登録しています。そのため、デジタル一眼カメラの初心者でも簡単にデジタルアーカイブ向けの撮影が行えます。

さらに、パソコンからカメラを操作して撮影できるテザーモード撮影用無償ソフトウェア「OM Capture」と、撮影した画像をその場で確認できるソフトウェア「OM Workspace」を使用することで、作業の大幅な効率化を実現します。

防塵防滴、手ぶれ補正機構搭載

「Rシステム」はOM SYSTEMのミラーレス一眼カメラならではの高画質・高性能・小型軽量といった特長のほか、手ぶれ補正機能を備えており、薄暗い環境での手持ち撮影をサポートします。

カメラボディーには防塵・防滴・耐低温を実現するシーリングを備えたマグネシウム合金を採用。防塵防滴仕様のM.ZUIKOレンズも採用しているので、屋外や狭小空間などのさまざまな環境でのスムーズな撮影を実現します。

一部のモデルにGPSセンサーや気圧センサー、コンパス、温度計などのフィールドセンサーシステムを搭載しており、撮影された場所や環境を記録することができます(E-M1X_Rのみ)。

OMデジタルソリューションズ株式会社は、今後も調査、研究用途に特化したカメラシステムなどを通して、文化教育領域の課題解決に貢献していくとのことです。

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000071595.html

(文・杉元 旭)

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