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“塾と子ども部屋をつなげる”新しい学習サービス「StudyOne」がスタート!

Techable / 2023年4月29日 11時0分

学習塾向けICTコンテンツを運営販売する株式会社スタディラボは、セイコーエプソン株式会社とのオープンイノベーションにより、家庭学習もサポートする塾向け学習支援サービス「StudyOne(スタディワン)」を開発しました。

また、2022年6月から行われた実証の期間中に得た活用事例やデータを活かし、新たな機能の追加、サービスのアップデートを実施。2023年4月20日よりエプソン販売株式会社とのサービス提供およびプロモーション領域での連携のもと、正式販売を開始します。

デジタルと紙を融合させた学習システム「StudyOne」とは

「StudyOne」は、スタディラボが持つ学習管理システム(Learning Management System:LMS)と、エプソンが持つ遠隔印刷・スキャン技術を組み合わせた、家庭学習をデザインできるサービスです。

遠隔印刷・スキャンを通じて子ども部屋と学習塾をつなぐことが可能。紙教材の課題提出までのやりとりをLMSによって記録することで、先生が生徒の学習過程全体を把握でき、生徒一人一人に合わせた学習指導を行う環境を提供します。

「StudyOne」の仕組み

「StudyOne」を使用する際には最初、講師がプリントをLMSに取り込みます。次に取り込んだプリントデータを対象の⽣徒宅へ送信します。

⽣徒は届いたプリントデータをプリンターで印刷して紙学習し、解き終わったらプリントをスキャンして塾へ返信します。

各プリントには情報を識別できるQRコードが⾃動で印刷され、⽣徒の学習ログとしてデータを蓄積することができます。

学習塾における「StudyOne」活用メリット

学習塾での実証における活用事例から、「StudyOne」にはさまざまな利点があることが分かりました。

1つ目は家庭学習を塾が遠隔で支援することで、日々の家庭学習が見える化されること。

2つ目は、宿題の印刷・配布・回収の負担軽減です。同サービスのLMSを通じて生徒の自宅プリンターに宿題を配信ができるようになったことで、宿題の配布・回収にかかる塾の労力を軽減できたとのこと。

3つ目は、学習習慣が定着しやすくなることです。「StudyOne」活用により、塾から生徒宅のプリンターへ当日分の宿題が決まった時間に配信できるようになり、生徒が迷わずプリントして学習に取り組む…ということが習慣化されたといいます。

「StudyOne」本格展開に向けて新機能の追加

「StudyOne」には、今回の全国の学習塾への展開に向けて、新たな機能が追加されました。

新機能①予約配信機能

講師のタイミングが良いときに課題配信をセットし、予約した時間に生徒宅へ配信することができるようになります。

これにより1ヶ月先までの課題をまとめて予約ができたり、テストなど決まった時間に配信したりと、プリント配信の時間調整が可能になり、講師の柔軟な働き方にもつながります。

新機能②「My eトレ」の連携

120万題の豊富な問題データベースを備える「My eトレ」との連携がスタートしました。この連携により生徒へ送る課題のジャンルやレベルが充実するほか、配信する課題準備がより簡単に行えるようになります。

今後のサービス展開について

スタディラボとエプソンは、両社の理念や目指す姿を共有し、実証で得られた知見やノウハウを生かしながら、同サービスの今後のさらなる向上に向けて、共創を進めていくとしています。

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000539.000033845.html

(文・中西南美)

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