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外国人市民からの問い合わせに対応するAIチャットボット「Bebot」を静岡県掛川市が導入

Techable / 2023年5月17日 12時0分

静岡県掛川市は、株式会社ビースポークが開発・運用するAIチャットボット「Bebot」を外国人市民向け生活支援サービスとして導入しました。24時間365日、外国人市民からの様々な問い合わせに対してAIで自動応答します。

ビースポークのAIチャットボット「Bebot」

Bebotは、正確さと迅速さが求められる自治体などの公共機関や交通機関を中心に国内外の様々な組織で導入されています。行政機関においては、オンライン市役所、手続きの案内、危機管理、災害対応、観光案内や住民の声の収集など幅広い範囲での活用実績があります。

口語体や長い文章での自由入力がされた場合でも的確な回答を返すことが可能。パソコン、スマートフォン、タブレット端末など、デバイスを問わずに利用でき、デバイスに応じてそれぞれ使いやすいよう表示されます。

実装の手軽さも特長の一つです。どのようなサイトにも、すぐにチャットボットを実装できます。ブラウザベースで稼働するので、利用される方々も特定アプリのインストールが不要です。

生活全般、医療・コロナ、防災などの情報を提供

Bebotを通じて、掛川市は生活全般、医療・コロナ、防災、教育、交通、福祉などの情報を提供。

「新型コロナワクチンの予約について教えてください」「ごみの出し方について教えてください」「災害時の外国人向けサポートについて教えてください」といった質問に対応するとのことです。

AIチャットボットの利用方法


スマートフォン、パソコン共に、掛川市公式ホームページ上の右下に表示されているアイコンをクリック・タップすると、チャット画面が開きます。日本語の対応も可能なため、掛川市の全市民が利用することができます。

AIチャットボットの導入背景と特長

掛川市の外国人住民は、同市人口のおよそ4%を占める4,774人で、全国平均に比べ高い割合です。また、掛川市は、2021年3月より「第3次掛川市多文化共生推進プラン」を通じて、多様性を活かし、ともに支え合い、未来につなぐまちづくりを目指しています。

掛川市は、市のウェブサイトに多言語対応のAIチャットボットを導入することで、外国人市民が安心できる生活環境の実現、および多文化共生の推進を図ることで、誰もが地域社会の一員として活躍する社会を目指します。

参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000074.000018663.html

公式WEBページ:https://www.be-spoke.io/

(文・zio)

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