発声に悩みを持つ、より多くの人に届くサービスへ。CoeFont無償サービスの提供範囲拡大
Techable / 2023年5月22日 19時0分
AI音声プラットフォーム「CoeFont」を提供する株式会社CoeFontは、病気で声を失う可能性のある人を対象に無償で提供するサービス「Life Supportプラン」の提供範囲を拡大します。
今回の無償サービスの提供範囲の拡大により、発声に関わる悩みを抱えるより多くの人へ届くサービスになることが期待できそうです。
CoeFontとは「CoeFont」とは、入力したテキストをAI音声に変換できるサービスで、変換された音声データは様々な場面で利用することができます。
アナウンサーや声優、著名人など5,000種類以上の豊富なバリエーションのAI音声が収録されており、英語や中国語のテキストを音声化することも可能。
病気で声を失う可能性のある人を対象にサービスを無償で提供する「LifeSupportプラン」では、利用登録をするだけで自身のAI音声を作成することができます。
吃音症などの発声に悩みを抱える人へ無償提供開始「Life Supportプラン」の利用者は、2023年5月現在累計400名を超えています。
「吃音症や場面緘黙(かんもく)症など、人前で声を発することへの悩みがある人たちへも適用範囲を広げられないか」という利用者からの声を受け、今回の無償プランの提供範囲の拡大に至ったそう。
適用範囲が従来の「声を失う可能性のある人」から、「発声に悩む人」へと拡大され、以下のような症例を抱える人が適用対象となりました。
<適用範囲となる症例>
●喉頭癌などによる喉頭摘出手術で声を失う可能性のある人
●ALSで発声が困難になる可能性のある人
●下記の疾患などで、発声に悩みを抱える人
・吃音症
・場面緘黙症
・発声障害(痙攣性発声障害、機能性発声障害)
・音声障害
・トゥレット症
・失語症
本サービスは、慶應義塾大学医学部耳鼻咽喉科学教室の富里周太氏の協力・監修のもと、発声に悩みを持つ人に対して、最適な形でサービスを提供することを目指していくそうです。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000059.000078329.html
「CoeFont」公式サイト:https://coefont.cloud/
(文・Sada Yuka)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
AI歌唱ソフト「VoiSona」の新規英語ボイスライブラリ「SELENA (CV: Oktavia)」が販売開始!ブラックフライデーセールも開催中!
@Press / 2024年11月23日 8時0分
-
AI歌唱ソフト「VoiSona」&AI音声合成ソフト「VoiSona Talk」の追加ボイスライブラリ「梵そよぎ(CV:梶裕貴)」が販売開始!
@Press / 2024年11月21日 10時0分
-
AI-OCR×人力をかけ合わせたSaaS型データ自動化サービス「eas」がサービスアップデート AI-OCRの適用範囲が拡大し人による判断が必要だった非定型帳票もAI-OCRでデータ化が可能に
PR TIMES / 2024年11月11日 17時15分
-
エンタメ大国・韓国発AIオーディオ企業「Supertone」の実力 日本市場をいかにして攻略するか?
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年11月9日 17時48分
-
AI音声合成サービス「DMMボイス」盛況 公開4日で700万文字の音声を生成 アプリやAPIの提供も計画
ITmedia NEWS / 2024年11月6日 8時20分
ランキング
-
1HD-2D版『ドラクエ3』勇者「俺だけバラモス倒せなかった…」←なんで? 嘆きの声続出の理由
マグミクス / 2024年11月25日 17時25分
-
2ビューカード、顧客との通話内容を録音したSDカード20枚を紛失
ASCII.jp / 2024年11月25日 17時5分
-
3メルカリ、不正利用へのサポート強化と補償方針を発表 ネットで意見「当たり前」「個人的には期待」「悪意のあるやつは排除して」
iza(イザ!) / 2024年11月25日 13時21分
-
4スタバ福袋当選発表に悲喜こもごも SNS「3度目の正直来た」「外れてうつになりそう」
iza(イザ!) / 2024年11月25日 12時11分
-
5「不要なスマホなどをdポイントと交換」 ドコモ、小型機器の買い取りに挑戦 都内の25店舗で
ITmedia Mobile / 2024年11月25日 16時21分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください