電気で走る低騒音ゴミ収集車「eパックマスター」発表。2023年内に発売予定
Techable / 2023年5月31日 16時40分
ごみ収集を担う地方公共団体では、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みが進められているとともに、収集作業現場の労働力不足を背景に労働環境の改善が求められています。
今回紹介する株式会社モリタエコノス(以下、モリタエコノス)は、これらの課題を解決するためのEVを開発している企業です。
モリタエコノスは、EV(電気自動車)の回転式塵芥収集車「eパックマスター」を開発したことを発表しました。
価格は1,900万円(税抜/EV専用架装車 標準仕様)で、2023年内に販売が開始される予定です。
三菱ふそうのEVをシャシに使用「eパックマスター」の車両の総重量は約6,600kgで、最大積載量は1,850kg。
三菱ふそうトラック・バス株式会社(以下、MFTBC)の電気小型トラック「eCanter」をシャシとして使用することで、脱炭素化と低騒音化を実現。車両後部には積込作業負荷状況のインジケーターが装備されており、バッテリー消費の軽減を促します。
また、後部の投入口には、ICタグで操作可能な自動開閉扉(M-Smooth Door)が装着されており作業負担を軽減するとともに、作業員以外の開閉操作を防止します(オプション装備)。
「eパックマスター」の普及が進めば、ゴミ収集などの作業の際に発生する騒音も削減されるかもしれません。
日本国内初の量産型電気トラック「eCanter」は、MFTBCが手掛ける日本国内初の量産型電気トラックです。EV はエンジンが無いことにより、システム構成をシンプル化できるのがメリット。
モーターは同クラスのディーゼルエンジンをしのぐ高出力を発揮。また電気で動作することから、CO2や汚染物質を排出しないゼロ・エミッション輸送を可能としています。市街地での配送業務などでの使用を想定しており、静粛性が高いことから深夜や早朝の稼働にも適しています。
駆動用バッテリーは、370V/13.5kWhの高性能リチウムイオンバッテリーを6個搭載。1回の充電で約100kmの走行が可能です。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000004424.html
公式サイト:https://www.morita119.com/
(文・S.Inosita)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ディーゼルトラックをEVへ改造、国内初の量産予定車が完成 ヤマトモビリティが発表
レスポンス / 2024年11月23日 14時0分
-
ヤマト モビリティ&Mfg.(株)/国内初、EVコンバージョントラック量産予定車完成
PR TIMES / 2024年11月20日 18時45分
-
フォロフライEVトラックに新機能「すいちょくゲート(R)」が新明和工業より発売開始
PR TIMES / 2024年11月18日 10時45分
-
デカい、広い、日産の大型商用車『インタースター』新型、欧州で発売
レスポンス / 2024年11月8日 18時30分
-
超斬新! ドアも窓も無い「凄いクルマ」世界初公開! 本当に「走るの?」 見た目以上に楽しい「RN24」白煙モクモクで爆走!? 韓国で
くるまのニュース / 2024年10月29日 22時10分
ランキング
-
1東芝マテリアルを日本特殊陶業が買収 1500億円で
ITmedia NEWS / 2024年11月26日 12時44分
-
2『ドラクエ3』大魔王ゾーマ様、配信者になる―自己紹介では「嫌いなもの:ひかりのたま」とポロリ、「“ほりい”とかいう人間も泣き叫んでた」
インサイド / 2024年11月26日 13時10分
-
3「見た瞬間笑った」 共通テスト模試のリスニング問題 → “衝撃的なファッション”のイラストに思わず三度見 「肩ww」
ねとらぼ / 2024年11月26日 11時50分
-
4日本に1店舗のみの“完璧なマクドナルド”が778万表示の話題 地元民も「そんなすごい店やったんか…」「たまに使ってるけどそんなすげぇとこだったのね」
ねとらぼ / 2024年11月26日 7時40分
-
5Windows 11 2024 Updateの目玉機能「リコール」って何? 実際に試して分かったポイントを解説
ITmedia PC USER / 2024年11月26日 12時5分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください